恋次が白哉と対決

「成程、卍解というだけの圧は有る。しかし幕引きだ。散れ『千本桜』」
白哉は斬魄刀を解放するが、『狒狒王蛇尾丸』は一旦バラバラになり、それをよける。
「あんたの斬魄刀千本桜、目に見えねえほどに枝分かれをした千本の刃、まるで桜の無数の花みたいに散る。しかし、悪いな。今のはわざと刀節をはずしてあんたの攻撃をかわしただけだ。」
恋次は白哉の斬魄刀を知ってたため、攻撃をよけることに成功する。
「朽木白哉!あんたの剣は見えてんだよ!」
恋次の声に『狒狒王蛇尾丸』が攻撃をしてきた。白哉は片膝を突く。
「ついたな片膝。」
恋次が白哉の前に移動をする。
「俺はあかりと星宿と鬼宿と翼宿の為にあんたを倒す。幕を引こうぜ、朽木白哉。俺とあんたの戦いにな。」
恋次が白哉を倒そうと幕を引くつもりである。
「……幕を引くか。よかろう。ならば…その幕を私の剣で引くまでだ。」
白哉が冷静に言う。
「言ったはずだ。幕を引くのは俺の剣だ。それにあかりと星宿と鬼宿と翼宿の為にこの戦いは負けられねえ!」
恋次はあかりと星宿と鬼宿と翼宿の為に白哉に攻撃を仕掛ける。
「破道の三十三 蒼火墜」
白哉の鬼道に恋次もあせるが、白哉を見つける。
「甘え!この程度の動き俺が見失うと思ったのかよ。」
恋次が攻撃をするが、『狒狒王蛇尾丸』の動きが鈍くなり、自身の斬魄刀にぶつかり、破壊する。
「ちっ。」
恋次が舌打ちをする。
「…甘いのは貴様だ。私が鬼道を放ったのは目くらましのためではない。貴様の卍解の動きを乱すためだ。」
白哉の言葉に驚く恋次。
「卍解の欠点は、霊圧に比例したその巨大さにある。刀剣としての常識を超えた形状と巨大さ故にその動きの全て完全を把握する為には、卍解を会得してなお十四年の鍛錬が必要だ。恋次、貴様はまだ卍解を使うのは早すぎる。」
「…それがどうした?」
白哉の言葉に恋次も反論する。
「俺はそれをわかって来たんだよ。幸い俺の斬魄刀は鈍くてな刀節砕けたくらいじゃなにも変わりゃしねえんだよ。」
恋次はそう告げると攻撃をした。
「縛道六十一 六杖光牢」
白哉が鬼道を出して恋次を拘束をする。そして、恋次は焦り、ピンチになる。
「…素直に剣を引けばいいものを。まだ私を倒せる気だと言うのだな。貴様を倒した時、黒崎あかりを拉致をして、その後あの女を強姦するのだ。」
白哉の目的があかりを手に入れ、強姦することだと恋次に告げる。
「ふざけるな!あかりは星宿の彼女だ!あんたなんかにあかりは渡さないぜ?あかりには指一本触れさせないぜ!それに朱雀七星士も黙ってねえぞ!」
恋次が白哉の言葉に怒りを見せ、星宿と恋人同士だと告げる。
「ならば、恋次貴様を倒す。卍解 散れ 『千本桜景厳』」
千本の剣が出て来て刀身が桜のように散り、恋次に攻撃をする。その後恋次は倒れる。その後白哉が恋次に格が違うと答える。恋次がわずかに息が残っており、立ち上がって、白哉に攻撃をしようとする。
「動くな。命を縮めるぞ。」
白哉が恋次に警告をする。しかし恋次はそれでも攻撃をしようとする。
「まだだ。俺はまだ戦えるぜ。」
そう告げて恋次は白哉に近づこうとするが、白哉の卍解が形を変えて、恋次に攻撃をする。
「ああああぁぁぁ!」
恋次が悲鳴をあげる。
「誉めてやろう。私の卍解を受けて、まだ息があること言う事に、次に動けば容赦はせぬ。」
白哉が冷酷に恋次に告げる。
「貴様はまだルキアを助けるなどと戯言を言うか。」
恋次に動けば容赦はしないと白哉が告げる。
「当り前だろうが、誓ったんだよ。絶対に助けるってな。」
恋次がルキアを助けることを言う。
「誓いだと、誰にだ?」
白哉が恋次に問う。
「誰でもねえ、ただ俺の魂にだ!」
白哉の斬魄刀の刃を破壊して、白哉に攻撃をするがと解かず、恋次は倒れる。
「ちきしょう。あかり、星宿、鬼宿、翼宿、すまねえ。」
恋次が悔しそうになり、この場にはいないあかりと星宿と鬼宿、翼宿に申し訳なさそうな顔をして倒れる。
「見事だ。貴様の刃私に届いていたぞ。」
白哉が恋次に感心して、襟巻を恋次に被せてその場を去る。
一方、ルキアは市丸と会って、会話をして、ルキアの心が乱れてしまい、動揺をする。残された恋次はそのまま気絶をするのであった。
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