恋次との対決、更木との対決。

恋次と星宿がそれぞれの思いと考えていた。星宿は恋人のあかりの為であり、恋次は幼馴染のルキアの為に戦おうとしていた。bgmは「大いなる畏怖」である。
「宿南星哉、てめえは黒崎あかりの恋人か?」
「そうだ、あかりは私の女だ。阿散井恋次!あかりには指一本触れさぬぞ!」
恋次の言葉に星宿があかりの恋人だという。
「てめえらのせいで、ルキアは処刑されるんだぞ。黒崎あかり、宿南星哉!朱雀七星士!」
恋次がルキアが処刑されるのはあかりと星宿のせいだと怒りをぶつける。
「言われなくても、わかっているのだ。私達がルキアに対して罪悪感を持っているしな。だから助けるのだ!」
星宿も恋次に反論する。
「隊長が13人、副隊長が俺も入れて13人だぞ。宿南星哉!」
隊長、副隊長がそれぞれ13人いることを恋次が言う。
「我ら朱雀七星士はセーラー戦士達と共に愛と正義の為に戦っているのだ!」
「星宿の言う通りよ。阿散井恋次!あんたに私達の絆がどれほどか知らないで偉そうなことを言わないで!」
「てめえ、現世でよくもあかりと星宿様を攻撃したな!」
「お前だけは許さんで!」
星宿の言葉にあかりも鬼宿も翼宿も恋次に反論する。
「予定通り、先に宿南星哉から殺してやるぜ?吠えろ『蛇尾丸』」
恋次が星宿から殺すことを言い、斬魄刀を解放をする。
星宿は素早くよけて攻撃を開始する。
「行くぞ!……はああああ……奥義鳳凰烈波!」
星宿はSクラフトを使い、恋次がダメージを受け、そのまま戦闘不能になる恋次であった。その時に装備をしていたゴーグルも破壊されるのであった。
恋次が大けがを負い、恋次が悔しそうな表情になる。そして恋次は自身とルキアの過去を心の中で回想した。そしてルキアが朽木家の養子について話が終わった後恋次とは疎遠となり、恋次はルキアの幸せを願って、朽木家の養子に送りだした。現在の場面に戻り、重傷を負いながら、あかりと幸人に声を掛ける。
「ルキアが処刑されるのはてめえらのせいだとそう思っていた。だがそうじゃねえ俺自身がルキアを止めなかったからだ。黒崎あかり、宿南星哉、朱雀七星士、てめえらに頼みたいことがある。ルキアを助けてくれ。」
恋次は本当はルキアの処刑に反対だった。あかりと星宿と鬼宿と翼宿にルキアを助けるのを依頼した。
「ええ、わかったわ。あんたの依頼を引き受けるわ。」
「案ずるな、私たちでルキアを助けるのだ。」
「てめえは、ルキアを助けたいんだな?」
「俺もあかりと星宿様に協力をするで。」
あかりと星宿が恋次の依頼を引き受ける。鬼宿が驚き、翼宿もあかりと星宿に協力をすると恋次に告げるのであった。
「そうか。安心したぜ。頼んだぜ。」
恋次がそう言いながら気絶する。
「星宿、見事ね。後から死神の気配があるから一旦ここを離れるわよ。」
「ああ、そうだな。花太郎、ここを離れ、地下に案内してもらぬか?」
あかりの言葉に星宿が花太郎に地下を案内するよう声を掛ける。
「あかりさん、星宿さん、鬼宿さん、翼宿さん、こっちです。」
あかりと星宿と鬼宿と翼宿に地下を案内する花太郎だった。途中でシルフィアと岩鷲とも合流し、地下で一泊をすることになった。
「岩鷲さん、無事でよかったです。」
「シルフィアも無事でよかったのだ。」
あかりと星宿がシルフィアと岩鷲に無事だと声を掛ける。
「あかり、星宿、鬼宿、翼宿、シルフィアのおかけで無傷だぜ?」
「志波岩鷲も逃げないで戦っていたわよ。独自の技が見事だったわ。」
シルフィアが岩鷲も死神相手に逃げないで戦っていたことをあかりと幸人に言う。
「岩鷲さん、彼は死神ですけど、私達の味方です。」
「岩鷲さん、彼はルキアのことを助けたいそうだぞ。」
「岩鷲、お前根性があるな?」
「岩鷲無事でよかったで。」
あかりと星宿が花太郎が味方であることをいう。鬼宿も岩鷲が根性があることを告げるのであった。翼宿も岩鷲が無事で安心するのであった。それを聞いた岩鷲も機嫌がよくなるのであった。
「あなたが岩鷲さんですね。僕は山田花太郎と言います。よろしくお願いします。」
花太郎が岩鷲に自己紹介をする。
「俺は朽木ルキアのことを助けるぜ?兄貴の死の原因があいつじゃねえと言う事がわかったからだ。花太郎、俺も協力するぜ?よろしくな。」
岩鷲はルキアを助けるのを賛成した。岩鷲が一番恨んでいるのは藍染だったため、藍染に対して海燕の仇を取ろうと決意するのであった。
その後シルフィアが寝るのに寝具を準備をした。ただ入浴ができないがこれもしかたがないとあかり達は納得するのであった。
一方残された恋次は吉良とその部下に発見された。
「阿散井君を救出するのが優先だ。今はセーラー戦士と朱雀七星士を追うのは後だ。」
吉良が部下に恋次を救出するのが先だと指示をした。その後恋次を担架に乗せてある場所まで運んだ。
「……そんな……」
雛森が口に両手を当ててショックを受けている。
「僕が見つけた時にはすでにこの状態だったんだ。すまない、もう少し早く駆けつけていれば、阿散井君も怪我をしないで済んだのに。」
吉良が自分を責めて雛森に申し訳なさそうな顔をする。
「そんな、吉良君のせいじゃないよ。」
雛森が吉良のせいではないと答える。
「……ともかく、四番隊を呼ぼう。上級救護班を出してもらう。」
吉良が四番隊を出してもらうという。
「その必要はない。牢に入れておけ、」
白哉が気配を消して表れ、冷酷に恋次を牢に入れておくべきだという。
「…朽木隊長!……」
表れた白哉に吉良と雛森が驚き、雛森が声を掛ける。
「そんな、阿散井君はたった一人で朱雀七星士と戦ったんです、それなのに」
雛森が白哉に恋次のことで言い訳しようと説明をしていた。
「言い訳など聞かぬ。その様子だと朱雀七星士が恋次を攻撃したと言うわけだ。一人で戦いを望むということは決して敗北が許されぬということだ。それすら解らぬ愚かものに用はない。目障りだ連れていけ。」
白哉が冷酷に恋次を見捨てようとしていた。
「ちょっと待ってください。そんな言い方って!」
「雛森君よせ!」
雛森が白哉の冷酷さに反論しようとし、吉良が止めようとする。
「吉良くん、だって…」
納得しない雛森だった。
「申し訳ありませんでした。」
吉良が白哉に頭を下げ謝罪する。
「…申し訳ありませんでした。」
雛森も納得はしないが白哉には謝罪するのであった。
その後白哉が立ち去り、自身の屋敷に戻る。
「宿南星哉、前よりも強くなったのだな。その様子だと黒崎あかりも強くなったみたいなのだな。」
白哉があかりと星宿が前よりも強くなったことに驚き、いつか決着をつけようと決意するのであった。星宿とは懺罪宮で決着をつけようとするが夜一に邪魔をされて、3日後にあかりを強くすることを夜一が白哉に告げる。白哉はあかりの方が実力が高いことを知り、あかりと星宿と決着をつけようと決意するのである。それはまだ先の出来事であった。
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