あかりと星宿は怪我が治り、二人きりになっていた。
「星宿、私、ルキアが辛い思いをしたのに何もわかってあげられなかった。うううう……あああああっ……。うわあああああああああん……！」
あかりがルキアの辛さを知り、涙を流し泣くのであった。
「あかり、辛かったな。」
星宿もあかりを抱きしめ、慰めるのであった。
その後、鬼宿があかりと星宿の前に現れるのであった。
「星宿様、大丈夫ですか？あかり、お前も大丈夫か？」
「ええ、ごめんね、心配を掛けて。」
「すまぬ、鬼宿私とあかりは朽木白哉と阿散井恋次に負けたのだ。」
鬼宿の言葉にあかりも星宿も恋次と白哉に負けたことを告げるのであった。
「星宿様、ルキアに何があったのですか？」
「ああ、ルキアはルキアの兄朽木白哉と部下の阿散井恋次がルキアを連行し、尸魂界に連れ戻されたのだ。」
鬼宿の言葉に星宿もルキアが尸魂界に連行されたことを告げるのであった。
「わかりました。俺の方で仲間に声を掛けます。あかりは織姫、香蓮、泰虎、巧に声を掛けてくれ。」
「ええ、わかったわ。後日学校があるから声を掛けるつもりよ。」
鬼宿の言葉にあかりもセーラー戦士の仲間に声を掛けようと決意するのであった。
「ええ、ありがとう。シルフィアが朱雀七星士を呼んで霊力のある武器を渡したいそうよ。」
「あかりの言う通りなのだ。一度仲間達を呼んで頂けぬか？」
あかりと星宿が一度仲間を呼んでほしいと鬼宿に依頼をするのであった。
「ああ、わかったぜ。俺の方で連絡をし、セーラー戦士の本部に向かおうぜ。」
鬼宿も仲間を呼ぶことを賛成するのであった。
その後、セーラー戦士の本部の会議室にあかり、星宿、シルフィア、鬼宿、柳宿、井宿、翼宿、軫宿、張宿が集まり、会議をした。
「朱雀七星士達に今から霊力の武器を受け取って頂戴。」
シルフィアが鬼宿達に武器をそれぞれ渡すのであった。鬼宿が霊力で衝撃波を放つ力を受け取り、柳宿は霊力のナックルを受け取り、井宿は霊力の杖を受け取り、翼宿は霊力の鉄扇を受け取り、軫宿は霊力の神水を受け取り、張宿は霊力の巻物を受け取るのであった。
「尸魂界に行くのは、１７日後よ。それぞれ修行をしてもらうわよ。いいわね。」
シルフィアが修行をしろと鬼宿達に告げるのであった。
「ああ。」
「なのだ。」
「ええ。」
鬼宿達はシルフィアに返事をした。その後、あかりは鬼宿達と別れ、学校に行こうと決意をするのであった。星宿も大学に向かい、柳宿に報告するのであった。
一方、鬼宿達はある決意をした。あかりを守ろうとするのであった。そのためには修行をし、尸魂界に向かおうとするのであった。
「皆の者、ルキアが極刑が決まったそうだ。我々の目的は藍染の野望を阻止することだ。各自、修行をするのだ。私も修行し、あかりを守るのだ。」
星宿が鬼宿達に各自修行してほしいと依頼をするのであった。
「了解しました。」
鬼宿達は了承をした。鬼宿達はそれぞれ家族にあかりを守るために尸魂界に行くことを告げ、家族たちも納得し、鬼宿達の無事を祈るのであった。