あかりと星宿はルキアと出会う。

その後、ルキアは義骸を脱いだ後、六番隊の隊舎の牢に閉じ込められ、一人きりになり、
「あかり、星宿、すまぬ。お前達の運命をねじ負けてしまった。あかりは私以上に傷つきやすいのだ。すまぬ。」
ルキアが現世にいるあかりと星宿に謝罪する。
一方恋次と白哉はあかりと星宿のことについて話していた。
「朽木隊長、護廷十三隊の噂でセーラー戦士の中でも一番有名なセーラーサンが黒崎あかりで、セーラーサンの相棒で朱雀七星士が宿南星哉ですね。」
護艇十三隊の噂でセーラー戦士の中で一番有名なのはあかりであり、パートナーの星宿も有名である。
「恋次、総隊長に今から奴らのことを報告に行く。」
恋次があかりがセーラーサンで、星宿が朱雀七星士であることを白哉に言い、それに対して、白哉が山本総隊長に報告に行くことを言う。
その後、白哉は一番隊の隊舎に向かい、山本総隊長の部屋の中に入る。
「朽木隊長、セーラー戦士と朱雀七星士の正体を話すのじゃ。」
「了解した。総隊長、セーラー戦士の内、2人の正体がわかったのだ。セーラーサンが黒崎あかりで、朱雀七星士が宿南星哉だ。」
山本総隊長の言葉に白哉があかりと星宿の正体を話す。
「そうか、これ以上はセーラー戦士に関わるべきではない、セーラー戦士と朱雀七星士は平和を守るために戦っておる。本来なら彼女らを傷づけるべきではない。よいか?」
山本総隊長は本来セーラー戦士と朱雀七星士は平和を守るために戦っているのを3年前から知っていたので関わるべきではないと白哉に言う。
「了解した。」
白哉が了承する。
その後白哉が自身の屋敷に戻り、セーラー戦士の中で有名なあかりのことが気になるようになる。
「黒崎あかりか。美しい女だな。敵でなかったらあの男から奪うつもりだ。」
白哉はあかりが美しい女だと言う。白哉は愛妻緋真を失ってからは恋などしなかったが、現世であかりの美しさに見惚れ、その隣にいる星宿が恋人だと気づく白哉であった。もし敵対しなければあかりを星宿から奪おうとしようと考える白哉であった。白哉は現世で出会ったあかりのことを好きになってしまった。本当はあかりのことは殺すつもりはなく、いつかあかりを星宿から引き離して手に入れたいと考える白哉であった。
一方、恋次は内心ではルキアを助けたかった。
「くそ!あいつらのせいで、ルキアが処刑されるかもしれねぇ!」
恋次はあかりと星宿に苛立ちを考えていた。いつかあかりと星宿が修業し、2回目の対決で、恋次は星宿と戦い、負けた後、内心ではあかりと星宿のせいではなく、自身がルキアを朽木家の養子に行くのを止めなかったせいだと気が付き、あかりと星宿にルキアを助けるのを依頼する。それは先の出来事である。
一方、現世では気絶した、あかりと星宿の治療を終えて、それぞれ布団に寝かせている。蒲原はあかりと星宿の正体がセーラー戦士と朱雀七星士であることに気が付き、シルフィアが蒲原に声を掛ける。
「蒲原喜助、あかりと幸人の傷はどうなの?」
「シルフィアさん、黒崎さんと宿南さんの傷は完全に塞がりましが、体力が消耗しています。このままこちらで休ませます。」
蒲原があかりと星宿の傷は治ったが、体力が落ちていることを言う。
「ええ、わかったわ。あかりの新しい変身道具よ。これは霊力がこもっているから目を覚ましたら渡してほしいの。後、星宿には新しい霊力の剣を渡してくれる?」
シルフィアが新しい変身道具と星宿の武器を渡してほしいことを言う。
ちなみにあかりがダイヤの形のブローチで、星宿が神剣の霊力バージョンである。
「シルフィアさん、あたしが預かります。目を覚ましたら黒崎さんと宿南さんに渡します。」
蒲原が了承する。
「私はこれで失礼するわね。他のセーラー戦士達にも新しい変身道具と朱雀七星士達には新しい武器を渡すからお願いね。」
シルフィアが霊力の籠った変身道具と霊力の籠った武器を渡すことを言う。
次の日あかりと星宿は目を覚まして蒲原から声を掛けられる。
「黒崎さん、宿南さん、目を覚ましたんですね。」
「私と幸人さんを助けていただいてありがとうございます。蒲原さん。」
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