あかり達は北甲国に到着する。

あかり達は特鳥蘭のある食堂に入り、神座宝について話し合いをした。
あかりがアリオスと行動しようとし、鬼宿と柳宿はあかりとアリオスの護衛をすることになった。星宿は張宿と行動し、翼宿は軫宿と行動することが決まった。その後2人の酔っ払いが、あかりと柳宿に絡んできた。
「おー姉ちゃん達べっぴんじゃねの。俺の酒に付き合わねえか?」
「俺、巨乳の姉ちゃんが好みだ。」
2人の酔っ払いはあかりと柳宿の顎を引いて、自分に寄せてきた。
「え?困ります。」
「失礼ね!安く見るんじゃないわよ!」
あかりが困惑し、柳宿が2人の酔っ払いをぼこぼこにし、あかりを助けるのであった。
「べっぴんやて、あかりと柳宿は一緒はやめた方がええんちゃうか?」
「だよなあ、いちいち絡まれたんじゃ先に進めねえしな。ここは酔っ払いが多いし。」
翼宿と鬼宿はあかりと柳宿の美しさに酔っ払いが絡むことを心配した。
「え、そうなの?」
「あかり、お前はもう少し男に警戒心を持ってくれ。」
あかりが驚き、アリオスもあかりの警戒心がないことに呆れるのであった。
「わかったわよ。女に見えなきゃいいんでしょ!」
柳宿はその後、刀を借り、髪を切るのであった。
「「「「「「「「「あああああああ!」」」」」」」」」
あかり達はそれを見て驚くのであった。
「わーもったいねー。」
「柳宿、いいの?もう女装はできないわよ。」
「あかりの言う通りだ。お前にとって女装が生きがいだったのだろう?」
鬼宿が驚き、あかりも幸人も柳宿を心配した。
「いいのよ。もう女装は潮時よ。これから青龍七星士と戦わなればならないのにナヨナヨしてられないわ。」
柳宿は髪を切った後に、あかりと幸人を守ろうと決意した。その後、あかりは柳宿と行動し、アリオスは鬼宿と行動することになった。その後、照明弾を張宿から受け取り、4手に分かれて行動することになった。
あかりと柳宿は慎重に行動していた。
「今の声、妙ね?」
「え?野良犬の声なんじゃないの?」
「ええ、そうね。」
あかりは妙な声に驚き、柳宿も野良犬だと思っている。
(今の声、まるで狼ね?)
あかりは勘の鋭さで狼の声だと気が付くのであった。その後、青龍七星士の狼男があかりと柳宿に立ちはだかる。
「あんた、青龍七星士ね!ゴールドサンクリスタルパワーメイクアップ!太陽を守護に持つ希望と光の戦士セーラーサン!太陽に代わって裁きよ!」
「あかりをあたしが守るわ!」
あかりが決め台詞を言い、柳宿もあかりを守ろうとした。
「朱雀の巫女、お前を殺す。俺は青龍七星士の尾宿だ。血祭りにしてやるぜ!」
「真の絶望を持って無明の闇へと消えるがいい!」
あかりが冷酷な目で尾宿に告げる。
あかりがアーツを唱えるために、オーブメントエニグマを持つのであった。
「エニグマ駆動!ロードインフェルノ!」
あかりが火のアーツを使い、尾宿にダメージを与えるのであった。それを受けた尾宿がやけどを負い、どこかに去るのであった。
「あかり、あんたやるわね。」
「ええ、あいつの弱点が炎だと気が付いたの。アーツを使って正解ね。」
柳宿があかりを絶賛し、あかりも弱点が炎だと気が付き、安心するのであった。
神座宝の居場所がわかり、あかり達は就寝し、次の日に氷山に向かおうとするのであった。
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