あかりとアリオスが鬼宿と共に実家に向かう。

次の日、あかりと幸人は鬼宿に声を掛けた。
「鬼宿、美朱と家族を保護した方がいいわよ。」
「あかりの言う通りだ。青龍側が鬼宿の家族を殺そうとしているぞ。今から保護しに行くぞ!」
あかりとアリオスは美朱と鬼宿の家族を保護した方がいいと提案する。
「あかり、アリオスありがとな?星宿様の所に許可をもらうぞ。」
鬼宿もあかりとアリオスの提案に賛成した。
その後、あかり、アリオス、鬼宿は星宿の所に向かうのであった。
「星宿、許可したんだけど、鬼宿の家族を宮殿に保護したいの。」
「あかりの言う通りだ。青龍側が鬼宿の家族を殺そうとしているぞ。」
「星宿様、許可をお願いします。」
あかり、アリオス、鬼宿は星宿に許可を聞いた。
「ああ、いいだろう。鬼宿、お前の家族をこちらに保護するのだ、よいな?」
「ええ。」
鬼宿は了承した。
「星宿、私も幸人さんも行くわ。」
「星宿、俺も行くぞ。」
あかりもアリオスも鬼宿と共に行くと告げる。
「あかり、アリオス、気を付けるのだ。」
「ええ。」
「ああ。」
星宿の言葉にあかりもアリオスも返事した。
その後、あかり達は鬼宿の実家に到着し、鬼宿の家族と美朱に声を掛けた。
「おやじ、美朱、兄弟を連れて宮殿に来てくれ。」
「鬼宿、どういうこと?」
鬼宿の言葉に美朱が鬼宿に聞いた。
「あかりとアリオスの提案だぜ。」
「美朱、青龍側があなた達の命を狙っているの。」
「あかりの言う通りだ、紅南国の宮廷に急いでむかうぞ。」
「朱雀の巫女様、朱雀の守護者様、私達の為にありがとうございます。すぐに向かいますのでお待ちください。」
鬼宿の父親があかりとアリオスに感謝し、支度するのであった。その後、外に出て、青龍七星士の角宿が現れるのであった。
「鬼宿、ここは私とアリオスさんが引き受けるわ。」
「鬼宿、お前は美朱と家族を連れて宮殿に迎え、いいな?」
あかりとアリオスは角宿の相手をすると鬼宿に告げるのであった。
「あかり、アリオス、ありがとな。ここは頼んだぜ。」
「あかりちゃん、ごめんね。あたし達の為にありがとう。アリオスさんもありがとうございます。」
鬼宿と美朱はあかりとアリオスに感謝した。その後、鬼宿は美朱と家族を連れ、紅南国の宮殿に向かうのであった。
「てめえらが兄貴を殺したんだな!まあいい、お前らから殺してやるぜ!かかってきな!」
角宿はあかりとアリオスを挑発した。
「あかり、変身だ!」
「ええ、わかりました。」
「ゴールドサンクリスタルパワーメイクアップ!」
あかりはセーラー戦士になりアリオスと共に、角宿と対峙するのであった。
「あんた、亢宿の双子の弟ね?あれは事故よ!太陽を守護に持つ希望と光の戦士セーラーサン!太陽に代わって裁きよ!」
「お前が角宿だな?亢宿は倒したが殺してはいないぞ!」
あかりとアリオスは角宿に向かって決め台詞言うのであった。
「問答無用だぜ!行くぜ!」
角宿は飛び道具を使うのであった。しかし、あかりとアリオスは瞬道術を使い、素早くよけるのであった。
「馬鹿な!俺の攻撃が効かないなんて!」
角宿はあかりとアリオスの素早さに驚く。
「真の絶望を持って無明の闇へと消えるがいい!」
「お前を倒す覚悟するがいい!」
あかりは冷酷な目で角宿を睨みつけた。アリオスも角宿を睨みつけるのであった。
「朱雀の巫女、あんな冷酷だったのかよ!」
角宿もあかりの冷酷さに恐怖を覚えた。
「風巻く光よ、我が剣に集え! ・・・はああああっ! ・・・奥義! 風神烈破!!」
「受けてみよ、滅びの太刀! ・・・はああぁぁぁっ! ・・・絶技! 黒皇剣!!」
アリオスはSクラフト「終の太刀-黒皇-」を使い、ダメージを与える。
あかりとアリオスはSクラフトを使い、角宿はダメージを受け、戦闘不能になるのであった。
「馬鹿な、俺が負けるなんて!」
角宿は自身が負けたことに驚くのであった。
「あんたの負けよ!」
「これ以上はお前の不利な情況だぞ!」
あかりもアリオスも角宿に負けだと告げる。
「くっ!このままじゃ負ける!」
角宿は悔しそうな表情するのであった。しかし、突然空が曇り、雷の音がなるのであった。あかりとアリオスはそれに気が付き、あかりが結界を出そうとしていた。
「サンライトシールド!」
あかりが結界を出し、あかりとアリオス自身を包むのであった。
「やるね?朱雀の巫女、朱雀の守護者。」
女があかりとアリオスに声を掛けた。
「今の雷、あんたね?」
「お前も青龍七星士の一人だな?」
あかりとアリオスは雷攻撃した女に聞く。
「まったく未熟なくせに、調子に乗るからこうなったのだ角宿。」
女は角宿に忠告するのであった。
「うるせえ!余計なことをするな房宿!」
角宿は不機嫌になるのであった。
「房宿と言ったわね。あんた女ね?」
「房宿、お前は雷の使い手のようだな?」
あかりとアリオスは房宿が女で雷の使い手であることを聞く。
「見事だね、あんた達洞察力と観察力が優れているね。心宿以上だね。」
房宿はあかりとアリオスの勘の鋭さを評価するのであった。
「御託はいいわ!この場を去りなさい!」
「あかりの言う通りだ!角宿を連れてこの場を去れ!」
あかりとアリオスは房宿にこの場を去れと告げる。
「いいだろう、次はお前達を抹殺する。」
房宿もあかりとアリオスに次は殺すと告げ、角宿を連れてこの場を去るのであった。
「やつら、去ったな?」
「ええ、これで事件は解決したから宮殿に戻りましょうか。」
アリオスが去ったことに驚き、あかりも宮殿に戻ろうと声を掛けた。
その後、あかりとアリオスは空を飛ぶ道具を使い、宮殿に到着し、変身を解くのであった。
「巫女様、守護者様、おかえりなさいませ?陛下がお待ちです。」
紅南国の兵士があかりと幸人に声を掛けた。
「ええ、ただいま戻りました。お気遣いありがとうございます。」
「見張りご苦労だったな。星宿の所に向かうから、頑張れ。」
あかりが兵士に声を掛け、アリオスも兵士を激励するのであった。
「巫女様、守護者様、ありがとうございます。見張りを頑張ります。」
見張りもあかりとアリオスに感謝し、頑張ろうと決意するのであった。
その後、あかりとアリオスは星宿の所に向かうのであった。
「あかり、アリオス、無事でよかったのだ。青龍七星士の一人が現れたようだな?」
「星宿、ただいま。ええ、角宿と房宿よ。」
「星宿様、青龍七星士の一人の房宿は女だ。能力は雷の使い手だ。」
あかりとアリオスは青龍七星士の2人で、角宿と房宿のことを報告した。
「そうか、あかり、アリオス礼を言う。民を守った行動が私にとって誇りに思うのだ。」
星宿はあかりとアリオスに感謝した。
「どういたしまして、嫌な予感がしたから鬼宿の家族を救ってよかったわ。」
「俺とあかりの役割が民間人を保護することだ。事前に対策できたことが鬼宿の家族を救うことができたぞ。」
あかりもアリオスも鬼宿の家族を保護したことが良かったと告げるのであった。それを聞いた鬼宿達はあかりとアリオスに一目を置くのであった。
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