あかり、精神の中で継国兄弟と会話。

その日の夜、あかりは星宿と2人きりになるのであった。宮殿の廊下の場所である。月が満月であった。bgmは空の軌跡「月明りの下で」である。
「あかり、鬼宿の蠱毒を破って見事だったぞ。」
「ええ、私の持つ幻の金水晶が蠱毒を打ち破ったの。」
星宿があかりに感謝し、あかりも幻の金水晶のおかげだと告げるのであった。
「私はいつかお前の世界に転生し、お前を妻に迎え入れたいのだ。」
「ええ、星宿、好きよ。私貴方の側にいたい。」
「ああ、あかり愛している。」
「ええ、私も愛しているわ。」
星宿とあかりは抱きあい、キスを交わすのであった。
一方、鬼宿はアリオスと会話をしていた。
「アリオス、あんたのおかげだ。ありがとな。」
「俺は何もしてないぞ。あかりの持つ幻の金水晶が蠱毒を打ち破ったおかげだぞ。」
鬼宿はアリオスに感謝し、アリオスもあかりの持つ幻の金水晶が蠱毒を打ち破ったことを告げるのであった。
「それでも俺はあんたに感謝してるぜ。あんたが俺を止めようと説得したおかげで、俺はあかりに罪悪感があった。」
「あかりはお前を許すはずだ。後であかりに謝罪しろ。」
「ああ。」
アリオスの言葉に鬼宿も了承するのであった。
一方、星宿に失恋をした柳宿は侍女である女性に声を掛けられた。bgmは空の軌跡「 胸の中に」である。
「柳宿様、大丈夫ですか?」
「ええ、あたしは陛下に失恋したわ。あかりを幸せにできるのは陛下しかいないわ。あたしはあかりと星宿様の仲を応援するわ。」
侍女の言葉に柳宿も星宿のことを諦め、あかりと星宿の仲を応援しようと決意するのであった。
一方、心宿とセリシエルはある人物を呼び出した。bgmは空の軌跡「暗躍する者たち」である。
「心宿さん、セリシエル様、お呼びでしょうか?」
角宿は心宿とセリシエルに声を掛けた。
「角宿、お前の兄は偵察に向かっているようだな?」
「亢宿を朱雀側に偵察に向かわせたようじゃのう?」
心宿とセリシエルは角宿に亢宿を偵察に向かわせたことを聞くのであった。
「ええ、俺の兄がもうすぐ朱雀側を抹殺するそうです。」
角宿も亢宿があかり達を抹殺することを告げるのであった。
一方、偽物の張宿である青龍七星士亢宿は笛を吹いていた。あかり達を抹殺するために気を少しずつ送りこんでいた。
(あかりさん、アリオスさん、貴方方には死んで頂きます。貴方方が一番警戒心が強い方なのに、油断している。朱雀七星士も抹殺させていただきます。)
亢宿が心の中で、あかり達を抹殺しようと決意するのであった。
一方、あかりと星宿はキスをした後、月を眺めていた。bgmは空の軌跡「月明りの下で」である。
「星宿、月がきれいね。」
「そうだな、私はお前が今までの女の中で一番美しいのだ。」
「え、そうなの?」
「ああ、私の理想の女で、私の思いが実ったのだ。あかり、好きだ。」
「ええ、私も貴方が好き。星宿、朱雀を呼びましょう。」
「ああ。」
あかりと星宿は抱きあい、キスをするのであった。その後、あかりと星宿はそれぞれ自室に戻り、次の日に向けて就寝するのであった。
5/5ページ
スキ