青龍七星士が動き出す。

一方、倶東国では、心宿とセリシエルが会話をしていた。bgmは空の軌跡の「忍び寄る危機」である。
「心宿、セーラーサンは過去に鬼舞辻無惨に家族を殺されたそうじゃ?アリオス・マクレインは妻を爆発事故で亡くしたようじゃ。あの二人はおぬし以上に闇を抱えておるぞ?」
「セリシエル様、ええその様ですね?私も迫害を受け、辛い思いをしました。」
セリシエルがあかりとアリオスの過去を知り、驚き、心宿も自身の過去をセリシエルに語るのであった。
「朱雀七星士の鬼宿を人質にするぞ心宿。」
「セリシエル様、了解しました。」
セリシエルの言葉に心宿も了承するのであった。その後、心宿は戦争の休戦条件として鬼宿を人質にしようとし、部下を紅南国に送りこむのであった。
一方、あかりは星宿にキスをされた後、星宿に聞くのであった。bgmは空の軌跡「 胸の中に」である。
「星宿、ありがとう。私を励まして、愛しているわ。」
「ああ、私も愛しているのだ。いつかお前を妻にし抱きたいのだ。」
あかりが感謝し、星宿もあかりを抱きしめ、再びキスをするのであった。
星宿はあかりにキスをして満足し、いつかあかりを妻にし、抱きたいと答えるのであった。
「恥ずかしいんだけど?」
あかりがそれを聞いて顔が真っ赤になるのであった。突然、倶東国の手先の男の声が聞こえるのであった。bgmは空の軌跡の「忍び寄る危機」である。
「紅南国の者よ。朱雀の巫女と朱雀の守護者に次ぐ。我は倶東国の者だ。戦争を止めたくば、朱雀七星士の鬼宿を倶東国に献上すれば、戦争を休止するのだ。」
「え?鬼宿を?」
あかりが驚き、
「青龍側、卑怯なのだ。」
星宿も心宿のやり方に怒りを覚えるのであった。丁度、アリオスと鬼宿もあかりと星宿のいる部屋に入るのであった。
「あかり、大丈夫か?」
「星宿様もご無事ですか?」
アリオスと鬼宿はあかりと星宿を心配するのであった。
「アリオスさん、大丈夫です。鬼宿、ええ大丈夫よ。」
「敵がどこかにいるはずだ。」
あかりも無事だと告げ、星宿も敵がいることに警戒をするのであった。その後、柳宿、井宿もあかりと星宿のいる部屋に入り、あかりとアリオスに声を掛けた。
「あかり、アリオスさん。」
「天上にいるのだ。」
柳宿はあかりとアリオスを心配し、井宿が敵の気配に築き、術で攻撃をするのであった。その後、あかりとアリオスを守るために鬼宿と星宿は攻撃し、倶東国の手先はダメージを受け、その場を去るのであった。
「鬼宿、星宿、ごめんね。大丈夫?」
「鬼宿、星宿礼を言う。」
あかりとアリオスは鬼宿と星宿を心配をするのであった。
「お前らが無事でよかったぜ。」
「案ずるな、もう敵はいないのだ。」
鬼宿と星宿もあかりとアリオスを気に掛けるのであった。その後、一旦解散し、あかり達は睡眠を取るのであった。鬼宿だけが睡眠を取らずに、置手紙を書き、あかりの部屋にそっと入り、机の上に手紙を残し、去るのであった。
「あかり、すまねえな。星宿様と幸せになってくれ。残りの七星士をさがしてくれ。」
鬼宿が国の安全の為に倶東国に向かう際に、手先に連れていかれるのであった。
次の日、あかりは置手紙に気が付いたのであった、4次元ポーチから電子辞書を取り出し、中国語を訳し、自身が倶東国にいる間に残りの朱雀七星士を探す旅をアリオスと共に探してほしいと手紙に書かれたのであった。bgmは空の軌跡の「闇を彷徨う」である。
「鬼宿、美朱の気持ちを考えてほしいわよ。」
あかりが鬼宿の行動を止められなかったことを後悔するのであった。その後、あかりがアリオス達に声を掛けたのであった。
「皆、大変よ!鬼宿が置手紙を残していなくなったわ。」
あかりがアリオス達に鬼宿がいないことを告げるのであった。
「俺も鬼宿がいないことに今朝気が付いたぞ。」
アリオスも鬼宿がいないことに気が付くのであった。
「あかり、アリオス、手紙を呼んだが、鬼宿は倶東国に向かったのだ。残りの朱雀七星士を探す旅を続けてほしいそうだ。」
星宿はあかりとアリオスに鬼宿が倶東国に向かったと告げるのであった。
「星宿、ええ仕方がないわね。私とアリオスさんで残りの朱雀七星士を探すしかないわね。」
「星宿、鬼宿の行動を無駄にはしないぞ。俺もあかりと同じ意見で残りの朱雀七星士を探すを続けるぞ?」
あかりが納得し、アリオスもあかりと共に残りの朱雀七星士を探す旅をしようと決意をするのであった。あかりの気丈さに星宿が心配し、アリオスのあかりに対する思いを井宿が見て心配をするのであった。柳宿はあかりとアリオスを守ろうと決意をするのであった。
その後、あかりがセーラー戦士になり、アリオスがあかりを馬に乗せ、馬に乗る柳宿と共に先に向かうのであった。残った星宿と井宿は二人きりで、話し合いをした。bgmは空の軌跡の「行く手をはばむ鋼の床」である。
「井宿、お前はあかり達の所に向かわなかったのだな?」
星宿は浮かない顔をするのであった。
「陛下、辛そうなのですのだ。」
井宿が星宿を心配するのであった。
「井宿、私はあかりの気丈さを見て辛いのだ。」
「陛下、おいらもアリオス殿を見てつらいですのだ。」
星宿があかりを心配し、井宿もアリオスを心配するのであった。
「そうか、お前はアリオスを気に掛けているのだな?」
「ええ、アリオス殿はあかりちゃんの為に命を懸けて戦っていますのだ。そこでおいらはしばらく身代わりになりますのだ。」
井宿はアリオスがあかりを守ろうとする姿勢に感心し、その後術で、星宿に化けるのであった。
「井宿、私はもっと美しい、それに色気も足りぬ。女ではあかりの方が美しいし、色気があるのだ。変身し直せ。」
星宿は自身の美しさを語り、あかりの美しさも語るのであった。
「これ以上は無理ですのだ。」
星宿もナルシストさに井宿も呆れるのであった。その後、星宿は旅服に着替え、あかり、アリオス、柳宿を馬で追いかけるのであった。
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