桜は大正時代の鬼殺隊の一員である。任務に向かい、岩手の盛岡方面に向かい、多喜子と父親の喧嘩を止めようとしていた。
「あの、喧嘩はやめてください。」
「え？貴方は？」
「君は一体？」
桜が止めようとし、多喜子と父親が驚くのであった。その後、四神天地書が開き、桜と多喜子は吸い込まれるのであった。その後、目を覚ますのであった。
「ここは一体どこなんでしょうか？」
桜が四神天地書の世界に驚くのであった。
「お父様との喧嘩を見せてしまってごめんね。あたしは奥田多喜子よ。」
「多喜子さん、私は篠宮桜と言います。鬼殺隊に所属しています。」
「もしかして、政府非公認の組織なの？」
「ええ、そうです。政府非公認の組織です。鬼を殲滅するのが私たち鬼殺隊の役目なのです。」
多喜子と桜は自己紹介するのであった。その後、ある洞窟で、桜の運命の相手である玄武七星士の虚宿と出会うのであった。
「貴方は一体誰ですか？」
桜は少年に聞くのであった。
「俺は玄武七星士の虚宿だ。」
「初めまして私は異世界から来た桜と言います。」
「あたしは桜と同じ異世界から来た多喜子よ。」
虚宿と桜と多喜子はお互い自己紹介するのであった。四神天地書の世界で鬼も現れるのであった。
「多喜子さん、虚宿さん、あいつは鬼です。日輪刀でしか倒せません。ここは私に任せてください。」
「俺の弓矢攻撃でもダメなんだな？」
「ええ、鬼は太陽に弱いのです。今は洞窟の中では日輪刀で対抗するしかありません。」
虚宿の言葉に桜も日輪刀で攻撃しようとするのであった。
「桜の呼吸一の型桜花！」
桜は桜の呼吸を使い、鬼にダメージを与えるのであった。その隙に鬼の顎を斬る桜であった。
「鬼の弱点が顎を斬る事なのかよ。」
「ええ、鬼の弱点は顎を斬る事です。」
虚宿の言葉に桜も肯定するのであった。その後、洞窟を出る桜と多喜子と虚宿であった。その後、桜は多喜子と話すのであった。
「桜、私の事は呼び捨てで良いわ。」
「ええ、わかったわ。よろしくね多喜子。」
桜と多喜子は同じ世界同士であるため仲良くなるのであった。その後桜は水浴びをしている時に虚宿に見られるのであった。
「え？虚宿さん？」
「すまねえ。」
桜が驚き、虚宿も桜の全裸を見てしまい、顔が真っ赤になるのであった。その後着替える桜であった。
「虚宿さん、多喜子にはこのことを内緒にしてほしいわ。」
「ああ、言われなくてもそのつもりだ。桜、俺の事は呼び捨てにしてくれ。」
「ええ、よろしくね虚宿。」
桜と虚宿はお互い仲良くなるのであった。
（虚宿、とてもいい人ね。私は彼を好きになったわ。）
（桜、多喜子と違っておしとやかだな？俺は桜が好きだ。）」
桜と虚宿は両思いなるのであった。
虚宿の母親であるボラーテの食事を頂く桜と多喜子であった。
「多喜子ちゃん、貴女が玄武の巫女で、桜ちゃん、貴女が玄武の守護者よ。」
「え？私はただの鬼狩りですが。」
「あたしもただの女学生です。」
ボラーテの言葉に桜も多喜子も困惑するのであった。
「お袋、まだそんなことを言っているのかよ！桜と多喜子を巻き込むな！」
ボラーテの言葉に虚宿も激高するのであった。
「何を言ってんだい？この国を救うのに巫女と守護者が必要なんだよ。あんたもそれがわかっているはずよ。」
「ちっ！」
ボラーテが忠告し、虚宿も舌打ちするのであった。その後、桜は気配で、倶東国の軍が表れたことに気が付くのであった。