あかりと幸人はその後、遊撃士教会を空座町に設置し、星宿達と共に遊撃士として活躍するのであった。あかりと幸人はレマン自治州に訓練をすることになり、そこで、教官はクルツであった。クルツからオーブメントアークスを受け取り、魔獣手帳や遊撃士手帳なども受け取り、それぞれ担当している人の所に向かい、説明を聞くあかりと幸人であった。クオーツを作成したり、レシピの説明を聞いたりと準備をした後に、クルツと共にバルスタール水道に向かい、あかりと幸人が散策し、最終地点でクルツが待ち構えていた。
「え、クルツさん？」
「もしかして、俺とあかりに勝負してほしいそういう訳ですね？」
「幸人君、見事だ。君達の実力がどれほどのものか試させてもらうよ。」
あかりが驚き、幸人が推理をする。クルツも槍を構え、あかりと幸人が変身するのを待っていた。
「ええ、わかりました。幸人さん変身よ。」
「ああ、わかった行くぞ。」
「ゴールドサンクリスタルパワーメイクアップ！」
「地球の騎士クリスタルパワーメイクアップ！」
あかりと幸人はセーラー戦士になり、それぞれ剣を構えるのであった。
「あかり君、幸人君、いざ尋常に勝負だ。」
「ええ、望む所です。」
「クルツさん、俺もあかりも本気で行きます。」
クルツの声にあかりも幸人も戦おうとしていた。
その後、クルツがあかりと幸人に対して法術を使おうとした。
「法術……貫けぬごと鋼の如し！」
クルツは法術を使って防御力を上げた。
「私達は魔力で剣を込めて戦います。八葉一刀流弐の型疾風！」
「八葉一刀流壱の型螺旋！」
あかりがシャインソードを構え、幸人がアースカリバーを構え、八葉一刀流を使い、クルツに攻撃をした。
「うっ！」
クルツがダメージを受ける。
「斬……！」
「雷光剣！」
あかりと幸人がカンター攻撃をクルツにする。クルツもダメージを受ける。
「法術……穏やかなること白波の如し！」
クルツが法術を使って回復をした。
「法術……儚き事無限の如し！」
クルツがあかりに攻撃するが、あかりがそれに気が付き、瞬間移動するのであった。
「甘いです！」
「あかりくん、君は素早いようだね。しかし、ここまでだ。覚悟！来たれ雷神空と海の狭間より！」
クルツがｓクラフトを使い、あかりと幸人に攻撃を仕掛ける。
「サンライトシールド！」
あかりが結界を出し、あかりと幸人自身を包み、クルツの攻撃を防ぐのであった。
「幸人さん行くわよ！」
「あかり、わかった行くぞ！」
「「天より裁きを受けるがいい！……はあああああ……奥義雷神無双撃！」」
あかりと幸人はお互いに声を掛けた後にコンビクラフトを使い、クルツにダメージを与えた。そしてクルツが戦闘不能になるのであった。
「あかり君、幸人君、君達見事だ。カシウスさんとアリオスさんの弟子の実力大したものだよ。君達は前よりも強くなった。欠点はまったくないよ。」
クルツはあかりと幸人が前よりも実力が高くなったことに驚いた。
「ええ、ありがとうございます。私も幸人さんも己の精進を致します。」
「ええ、ありがとうございます。俺もあかりもカシウスさんとアリオスさんの足元に及んでいません。藍染を倒すためには俺とあかりが強くなりたいです。」
あかりも幸人も己の藍染に対抗するために精進したいことをクルツに告げる。
「そうか、君達はエステル君以上に意志が強いね？宿舎戻ったら、昼食をした後にサントクロワの森で訓練を受けてもらうよ。」
「「はい。」」
クルツの言葉にあかりも幸人も了承する。
「君達はエステル君やアネラス君以上に根性があるね。」
クルツもあかりと幸人の決意に見守るのであった。その後、昼食を取った後にあかりと幸人がサントクロワの森で訓練を受けるのであった。夜になり、宿舎に戻り、夕食を食べた後に入浴し、歯磨きをした後に就寝するが、銃撃事件が起き、あかりと幸人が変身し、急いで１階に向かうのであった。
「クルツさん、大丈夫ですか？サンヒーリングケアエヴォリューション！」
「後は俺とあかりに任せてください。」
「あかり君、幸人君、猟兵団だ気を付けてくれ。」
クルツがあかりと幸人に忠告をする。
「ええ、わかりました。」
「ええ。出て来い！」
あかりが了承し、幸人も声を掛けた。その後出てきたのは２人の猟兵団であった。
「小僧と小娘か？」
「坊やとお嬢ちゃんだね？」
男と女の猟兵団があかりと幸人に声を掛けた。
「あんた達がクルツさんを攻撃をしたのね許さないわよ！太陽を守護に持つ希望と光の戦士セーラーサン！太陽に代わって裁きよ！」
「クルツさんに攻撃をしたこと許さんぞ！同じく地球を守護に持つ慈愛と導きの戦士地球の騎士！地球に代わって懲らしめてやる！」
あかりと幸人がいつもの決め台詞を言うのであった。
「いいだろう、掛かって来な！」
「あんた達を殲滅するわよ！」
２人の猟兵団はあかりと幸人を挑発をした。
「真の絶望を持って無明の闇へと消えるがいい！」
「お前達を殲滅する覚悟するがいい！」
あかりと幸人は冷酷な目で猟兵団に告げるのであった。
「風巻く光よ、我が剣に集え！ ・・・はああああっ！ ・・・奥義！ 風神烈破！！」
「行くぞ！……はああああ……奥義鳳凰烈波！」
あかりと幸人はそれぞれ剣を構え、Sクラフトを使い、攻撃し、２人の猟兵団を戦闘不能にしたのであった。
「あんた達の負けよ！」
「これ以上は不利な情況だぞ！」
「あかり、幸人、あたしらの負けだよ」
「お前さん達、相変わらず見事だぜ。」
猟兵団は仮面を取り、カルナとグラッツであった。
「え？グラッツさん、カルナさん？」
「成程、そういう事ですか？俺とあかりに危機感を持ってほしくて、グラッツさんとカルナさんに猟兵団の役を頼んでもらい、俺とあかりに勝負したのですね？」
あかりが驚き、幸人も推理をする。
「幸人君、見事だ、１つ忠告するが、本物の猟兵団は甘くないぞ？」
クルツが幸人を絶賛した後にあかりと幸人に忠告をするのであった。
「ええ、そうですね。私と幸人さんは２度目の人生でもロイドさん達と共に赤い星座と対決したことがあります。」
「結社の猟兵団よりも赤い星座の猟兵団の方が危険です。俺とあかりもいつか奴らと決着をつけるつもりです。」
あかりも幸人も２度目の人生で赤い星座と対決をしたことがあるため、気を引き締めていた。
「そうか、私が最早言う事もないだろう。あかり君、幸人君ご苦労だったね。これで訓練は終了だ。」
クルツは納得をした後、あかりと幸人に訓練は終了だと告げる。
「クルツさん、私と幸人さんの為に忙しい中訓練をしていただいてありがとうございました。」
「俺もあかりも貴方のおかげで、自分の甘さを治すことができました。これで藍染に対抗するために一歩先に進むことができました。」
あかりも幸人もクルツに感謝をした。
「改めて、黒崎あかり。」
「はい！」
「地場幸人。」
「はい！」
「これをもって本訓練場における総合強化訓練を全課程修了する。２日だけだったが、ご苦労だったね。」
「明日には私と幸人さんは元の世界に帰れるのですね？」
「元の世界に帰って星宿様たちにも報告をします。」
クルツがあかりと幸人に声を掛け、あかりも幸人も元の世界に帰り、星宿達の所に向かおうとするのであった。その後、送別会を開き、あかりと幸人は転移装置使って元の世界に帰還するのであった。星宿達があかりと幸人に声を掛けた。
「あかり、幸人、お前達がレマン自治州に向かったことシルフィアから聞いたのだ。」
「あかり、幸人、遊撃士の研修を受けたんだろ？」
星宿と鬼宿があかりと幸人に声を掛けた。
「ええ、教官はクルツ・ナルダンさんよ。」
「ああ、リベールの遊撃士で、Aランクの法術使いのクルツさんだ。いつかお前達に会わせるぞ。」
あかりと幸人はクルツから研修を受けたことを説明するのであった。その後、あかりと幸人は遊撃士教会に報告し、星宿達と共に魔獣退治に向かうのであった。