bgmは空の軌跡「銀の意思」である。
「唯様、了解しました。かかってくるがいい、朱雀の巫女、朱雀の守護者。」
心宿はあかりと幸人を挑発するのであった。
「いいわよ。真の絶望を持って無明の闇へと消えるがいい。」
「心宿、お前を殲滅する！覚悟しろ！」
あかりと幸人は冷酷な目で心宿を睨みつけるのであった。
「あかり、幸人、おっかねえな？」
鬼宿はあかりと幸人の冷酷さに驚くのであった。
「ええ、星宿様以上の剣の実力だと聞いたわ。」
柳宿もあかりと幸人に剣の実力が星宿以上だと気が付くのであった。
ちなみに星宿は皇帝であるため、宮殿に待機をしてるのであった。
「あかりちゃんと幸人君は怒らせると冷酷になるのだ。」
井宿も勘が鋭いため、あかりと幸人が怒らせると冷酷になることに驚くのであった。
一方、あかりと幸人は心宿の動きを見ていた。心宿が遠距離攻撃するが、あかりと幸人は瞬間移動をするのであった。
「馬鹿な！瞬間移動だと！」
心宿は驚くのであった。
「あかりと幸人は白兵戦に慣れていたの？」
唯があかりと幸人が白兵戦に慣れていることに驚いた。
「八葉一刀流弐の型中伝セーラーサン推して参る！」
「同じく八葉一刀流壱の型中伝地球の騎士推して参る！」
あかりがシャインソードを構え、幸人がアースカリバーを構えるのであった。
「風巻く光よ、我が剣に集え！ ・・・はああああっ！ ・・・奥義！ 風神烈破！！」
「行くぞ！はああああ奥義鳳凰烈波！」
あかりと幸人がSクラフトを使い、心宿が戦闘不能になるのであった。
「馬鹿な！この私が負けるなんて、まあいい、撤退する。唯様撤退しましょう。」
心宿は負けたことに驚き、撤退しようと決意をした。bgmは「忍び寄る危機」である。
「心宿、わかった。戻ろうか？」
唯も納得をした。
「あっけなかったな？」
「ええ、ワイスマンよりは弱いわね。」
あかりと幸人はワイスマンよりも心宿が弱いことに驚くのであった。
「やったじゃねえか、あかり、幸人。」
「あんた達見事ね。」
「あかりちゃん、幸人君さすがなのだ。」
鬼宿、柳宿、井宿があかりと幸人を絶賛するのであった。
「ええ、心宿は心の闇があるそうね？」
「ああ、心宿は内心では自分が支配者になろうとし、唯を利用しているしか見えんな？」
あかりと幸人は心宿が心の闇があることに気が付くのであった。
「あかりちゃん、幸人君、君達は洞察力と観察力が優れているのだ。心宿はもしかしたら、彼は濱族の生き残りなのだ。」
「井宿、もしかしたら、心宿は復讐に捕らわれているわね。」
「ああ、自分の国の皇帝にいつか謀反を起こすかこしれんな。」
あかりと幸人は心宿が皇帝に復讐しようとしていることに気が付くのであった。
「あかり、幸人、星宿様に報告したほうがいいぜ？」
鬼宿があかりと幸人に声を掛けた。
「ええ、わかったわ。」
「ああ、今後のことを星宿様に話した方が良さそうだな。」
あかりと幸人は星宿に報告し、今後のことを話そうと決意をするのであった。紅南国に戻ったあかり達は星宿が待つ場所に向かった。bgmは「王城」である。
「あかり、幸人、お前達が無事でよかったのだ。」
星宿があかりと幸人に声を掛けた。
「ごめんね、心配かけて。」
「星宿様、申し訳ないです。心宿とは対決しましたが、今までの敵の中では大したことはありません。」
あかりが申し訳ない顔をし、幸人も大した敵ではなかったと告げるのであった。
「そうか、あかり、幸人、お前達は私以上の剣の実力者だ。いつから剣術を習ったか話してくれ。」
星宿があかりと幸人がいつから剣術を習ったかを聞くのであった。
「ええ、私の剣の師匠は風の剣聖であるアリオス・マクレインさんよ。最初は敵同士だったけど、今は和解してアリオスさんに弟子入りして八葉一刀流の弐の型を習得したの。」
「ええ、俺の師匠は剣聖であるカシウス・ブライトさんです。この世界とは別の異世界で、リベール王国の異変で出会って、その後にカシウスさんから八葉一刀流の壱の型を習得しました。」
あかりと幸人は剣聖であるカシウスとアリオスに弟子入りをして八葉一刀流の技を習得したことを告げるのであった。
「そうか、別の世界の者達がお前達の師匠なのだな？いつか私に会わせてくれ、あかり、幸人。」
星宿もカシウスとアリオスに会うのが楽しみになるのであった。
「ええ、星宿。いつかカシウスさんとアリオスさんを紹介するね。」
「カシウスさんとアリオスさんは俺とあかり以上に武術が優れた方です。鬼宿達にも紹介したいと思います。」
あかりも幸人も朱雀七星士達にカシウスとアリオスを自己紹介しようと決意をするのであった。
その後、夜になり、あかりは自室にいた。星宿が入ってきた。bgmは空の軌跡「陽だまりにて和む猫」である。
「あかり、今大丈夫か？」
「星宿ええ、大丈夫よ。」
星宿があかりに声を掛け、あかりも大丈夫だと星宿に告げるのであった。
「そうか、失礼をするよ。」
「星宿私に何か用なの？」
星宿があかりの部屋に入り、あかりも星宿に聞くのであった。
「お前が東仙のことで何があったかを聞かせてくれ。」
「ええ、わかったわ。東仙さんのことを話すね。」
星宿が東仙の事を聞き、あかりも東仙のことを話そうと決意をするのであった。bgmは碧の軌跡「月下の想い」である。
「東仙さん、慕っていた女性の親友歌匡さんがいたの。彼女は夫であった綱彌代時灘に殺されたの。東仙さんは途方に暮れて、自ら藍染の部下になったの。」
東仙の心の闇ができた原因が女性の親友を失ったことだと星宿に告げるのであった。
「そうか、藍染とは一体何者だ。」
星宿が藍染ことをあかりに聞くのであった。
「彼は護廷十三隊五番隊隊長の藍染惣右介よ。綱彌代時灘ほどではないけど、かなり外道よ。目的の為なら手段を選ばないし、自分の手を汚すことなく、一部始終をやりつくす、それが藍染のやりかたよ。一年後には藍染が動き出すから、私と幸人さんは元の世界でいつか藍染と決着を付けるつもりよ。」
あかりも藍染が外道だと知り、怒りを見せ、いつか藍染と決着を付けようと決意をするのであった。
「そうか、お前と幸人の敵が藍染なのだな。」
星宿もあかりと幸人の敵が藍染だと納得をするのであった。
「鬼宿から聞いたのだが、お前と幸人は戦闘になると冷酷なのだな？」
星宿はあかりと幸人が戦闘になると冷酷になることに驚くのであった。
「ええ、私が一度目の人生で、竈門あかりとして生きていたころに、鬼舞辻無惨が私と幸人さんの家族を殺したの。私と幸人さんは無惨が憎かった。怒りと悲しみを背負って、鬼に対して憎悪も抱いていたのよ。」
あかりは自身と幸人が一度目の人生で、心の闇を抱え、無惨と鬼に対する憎しみを抱き、怒りと悲しみも背負うとことになり、冷酷なセーラー戦士として生きていた。
「そうか、鬼舞辻無惨がお前と幸人の家族を殺した仇なのだな？」
星宿は無惨があかりと幸人にとって仇であることに驚くのであった。
「ええ、そうよ。そんなの言える訳ないじゃない。血塗られて生きていて、闇を抱えた私なんかが！」
あかりは悲痛な思いをぶつけるのであった。
「あかり、お前はよく頑張ったな。復讐に捕らわれることはないのだ。鬼舞辻無惨はもういないのだ。お前はもう自由の身だ。」
「ええ、本当は家族と仲良くすごしたかった。無惨のせいで、人生が台無しになったし、幸人さんも一度目の人生で亡くなって辛かったわ。うううう……あああああっ……。うわあああああああああん……！」
あかりは自身の感情を押し殺したが、星宿があかりを気に掛けた為、自分の感情が抑えることができなくなり、涙を流し泣くのであった。
「あかり、お前は一人ではないのだ。お前の辛さも、悲しさも私も背負うつもりだ。今はだきしめることを許してほしいのだ。」
星宿があかりを抱きしめ、そのまま慰めるのであった。あかりが泣き止んだころに、星宿に声を掛けた。
「星宿、ごめんね、みっともない所見せて、申し訳ないわ。」
あかりが星宿にだきしめられながら、申し訳ない顏をしたのであった。
「案ずるな、私が側にいるのだ。あかり、好きだ。」
星宿が、あかりを抱きしめながら、心配し、その後あかりにキスをする星宿であった。あかりは驚くが、あかりの精神状態のためにも、黙って星宿のキスを受け入れるあかりであった。