一方、あかりによって火傷をおった尾宿は心宿達の拠点に戻っていた。
「ふん尾宿、よくおめおめと戻って来たな？どうやら、朱雀の巫女が魔術で攻撃したようだな？」
心宿が尾宿が戻ってきたことにいら立ちを感じるのであった。
「心宿、尾宿は火傷を負っています。それは？」
尾宿が火傷を負っていることを房宿が告げる。
「獣のような姿から見世物にされていたところを私が拾ったのだ。思い出させてやろう。」
心宿は鞭を構えるのであった。
その後、尾宿は心宿の鞭攻撃で折檻されるのであった。
一方、あかりと幸人は鬼宿と会話をしていた。
「幸人さん、鬼宿、もしかして唯にあったの？」
「ああ、唯は完全に俺とあかりを敵対しようとしてるぞ。」
「ああ、唯は心宿に騙されているぜ。」
あかりが聞き、幸人と鬼宿も唯と会った出来事を話すのであった。
「唯が鬼宿に余計なことを言ったのね。」
あかりが唯が余計なことを言ったこと気が付くのであった。
「唯が俺を『あんたなんか本の中の世界の人間のくせに』と告げられたぜ。」
「鬼宿、信じられないかもしれないけど、この世界は２次元の世界なの。」
「あかりの言う通りだ。すまない、今まで黙っていて。」
あかりと幸人はこの世界が２次元の世界だと鬼宿に告げるのであった。
「気にするな。紙で作られたかもしれねえけど、俺はお前らを信じるぜ。」
「ええ、ありがとう。」
「ああ、礼を言う。」
鬼宿の言葉にあかりと幸人は感謝するのであった。その後、あかりと幸人は二人きりになっていた。
「唯、前よりも薄情になったわね。」
「ああ、そうだな。唯は頭はいいが、俺とあかりみたいに洞察力と観察力が優れていないからな。」
あかりと幸人は唯が薄情になったことに驚いた。
「そうね、勉強しか取り柄がないみたいね。私は高校は幸人さんと同じ城南学院に入るつもりよ。」
「お前の母親が城南を希望しているんだろ？」
「そうね、母さんの期待にも応えるつもだけど、私は幸人さんの同じ高校にするからね。」
あかりも幸人と同じ城南学院に入りたいと告げるのであった。
「そうか、お前は唯よりも成績がいいから、城南余裕で入れるぞ。」
「ええ、元の世界に帰ったら、受験勉強に集中するわ。」
幸人があかりの方が唯よりも頭がいいことを告げ、あかりも朱雀を呼び出したら、受験勉強に集中しようと決意するのであった。
あかりが夕城家に転生されたが、本来は美朱が居たポジションであった。神様が間違えてあかりと幸人を転生させてしまったため、朱雀を呼び出したら、あかりを元の黒崎あかりとして過ごさせようと神様は決意するのであった。神様があかりと幸人の前に現れる。
「あかり、幸人、おぬしらを間違えて転生させたのだ。あかりを現世の場所で、黒崎家に転生させるつもりが、間違えて夕城家に転生させてしまったのだ。すまぬ。」
神様は申し訳ない顔をした。
「え？もしかして、私と幸人さんが朱雀を呼び出したら、別の世界に行くことになっているのですか？」
「死神の世界に転生させることが正しかったのですね？」
あかりと幸人は朱雀を呼び出したら、別の世界に行くことに驚いた。
「そうじゃ、おぬしらは朱雀を呼び出したら、死神世界に転生させ、藍染と決着をつけてもらうのだ。」
「わかりました。朱雀を呼び出したら、別の世界に行きます。」
「わかりました。俺もあかりと共に死神の世界に行きます。
神様の言葉にあかりも幸人も了承するのであった。