部屋の中にある大きい鏡が突然変わって星宿の姿が現れる。bgmは「四輪の塔」である。
「あかり、幸人？」
「星宿、久しぶりね。」
「星宿様、お久しぶりです。」
星宿、あかりと幸人はお互いに声を掛けた。
「星宿様、報告が遅れて申し訳ありませんですのだ。」
井宿も星宿に声を掛けた。
「いや、気にするな。３人共元気そうではないか。他の者は皆元気か？」
星宿もあかり達の無事を心配をして、安心する。
「ええ、皆大丈夫よ。」
「ええ、俺もあかりも無事です。」
あかりも幸人も星に無事だと告げる。
「そうか、ならよかった。それでどうだ神座宝は？」
「ええ、ごめんね。玄武の神座宝は青龍側に奪われたの。でも大丈夫よ。白虎の神座宝を手にいれてから、玄武の神座宝を奪還するつもりよ。」
「ええ、あかりが責任を感じて奪還しようとしましたが、心宿があかりを強姦しようとしていましたが、あかりの呪符の継国兄弟のおかげで未遂で済みました。」
星宿は神座宝のことを聞き、あかりが申し訳ない顏をしたが、すぐに気持ちを切り替える。幸人もあかりが心宿に強姦されそうになったことを話すのであった。
「そうか、あかりお前が無事でよかったのだ。幸人、お前に頼みたいことがあるのだ。あかりを守ってほしいのだ。」
「星宿様、ええわかりました。俺があかりの彼氏としてあかりを守るつもりです。」
星宿も幸人に頼みごとをし、幸人もあかりの恋人として守ろうとしていた。
「そうか、あかり、幸人。お前達の幸せを願っているのだ。」
「ええ、ありがとう星宿。」
「ええ、ありがとうございます。星宿様。」
星宿があかりと幸人の幸せを願い、あかりも幸人も星宿に感謝をした。
その後、井宿の術が切れて、いつもの鏡に戻るのであった。
あかりと幸人は二人きりで話をしていた。
「幸人さん、星宿のためにも私達幸せになりましょう。」
「ああ、星宿様はあかりに未練がなくなったようだな？朱雀を呼び出したら、元の世界で結婚しような？」
「ええ、幸人さん貴方の側にいたい。」
あかりと幸人は身を引いた星宿のために幸せになそうとしていた。いつか朱雀を呼び出し、願いが叶った後に、元の世界に帰りいつかサンキングダムを復興させて、結婚しようと決意するあかりと幸人であった。