あかりと幸人はシルフィアから四神天地書を受け取り、本の中に入るのであった。bgmは空の軌跡の「旅立ちの小径」である。
「幸人さん、どうやら本の世界みたいね？」
「ああそうだな。情報収集をしたほうがよさそうだな？」
あかりと幸人は本の世界に驚くのであった。
チンピラがあかりにナンパしようとするが、幸人が懲らしめるのであった。
「あかりに手を出すな！」
「幸人さん、ありがとう。」
幸人があかりを守ろうとし、あかりも感謝するのであった。その後、最初に出会ったのが紅南国の皇帝星宿であった。星宿が魔獣に絡まれた時にあかりと幸人が変身し倒したため、そのお礼に宮殿に招待されるあかりと幸人であった。bgmは空の軌跡の「王城」である。
「そなたらが異世界の者か？」
星宿はあかりと幸人に聞くのでった。
「ええ、私はあかりと言います。皇帝陛下。」
「ええ、俺が幸人と申します。皇帝陛下。」
あかりと幸人は星宿に自己紹介をするのであった。
「そなたらに頼みたいことがある。あかり、朱雀の巫女になってほしいのだ。幸人、朱雀の守護者になってほしいのだ。」
星宿はあかりには朱雀の巫女で、幸人には朱雀の守護者になってほしいと依頼をするのであった。
「ええ、わかりました。依頼を引き受けます。」
「了解しました。俺の方も依頼を引き受けます。」
あかりと幸人はこの世界を救うために巫女と守護者になることを決意をするのであった。
その後、星宿はあかりを呼び出した。bgmは空の軌跡の「琥珀の愛」のリュートバージョンである。
「あかり、私には敬語を使わずに、星宿と呼んでほしい頼む。」
星宿はあかりを一人の女として好きになり、名前で呼んでほしいと告げるのであった。
「ええ、わかったわ。星宿、あなたは今まで家族に愛されなかったのね？」
あかりも敬語を外し、星宿に接するのであった。
「あかり、お前は洞察力と観察力が優れているな。そうだ、私は母から愛されなかったのだ。権力の争いで、皇帝になったが、朱雀の巫女の話をきいて、憧れていたのだ。」
星宿もあかりの洞察力と観察力が優れていることに感心するのであった。
「星宿、あなたはよく頑張ったわね。一人で抱え込まないで、悩みがあったら私に相談するのよ。」
あかりは星宿を気に掛けるのであった。
「あかり、私はお前が好きだ。」
星宿はあかりを抱きしめ、キスをするのであった。
「え？星宿？」
あかりが驚くのであった。その後、幸人が星宿に声を掛けた。
「星宿様、あかりに手を出さないでいただけませんか？あかりは俺の彼女です。」
幸人は星宿に注意をするのであった。
「すまぬ、幸人。私は本気であかりを一人の女として好きになったのだ。幸人、私はお前を好敵手として挑まさせていただくぞ。」
星宿は幸人に宣戦布告するのであった。
「ええ、わかりました。あかりはあなたにも渡すつもりはないです。」
幸人も星宿とは恋のライバル同士になるのであった。宮殿から出て、散歩している所にある夫婦と出会うのであった。bgmは空の軌跡の「リベールの歩き方」である。
「初めまして、私があかりといいます。」
「初めまして、俺は幸人といいます。」
あかりと幸人は鬼宿と美朱に自己紹介するのであった。
「俺は鬼宿だ。よろしくな？あかり、幸人、敬語はいらないぜ？」
「あたしは鬼宿の妻の美朱よ。よろしくね、あかりちゃん、幸人君。」
鬼宿と美朱もあかりと幸人に自己紹介をするのであった。
「ええ、よろしくね、鬼宿、美朱。」
「ああ、よろしくな、鬼宿、美朱。」
あかりも幸人も敬語を外し、接するのであった。その後、朱雀七星士を探す旅に、あかりと幸人は仲間達と共に探すのであった。
柳宿とは幸人と鬼宿が兵士相手に腕試しをした際にがれきがあかりの前に堕ちるが、あかりが変身し、結界を出し、それを見ていた柳宿はあかり達の前に名乗るのであった。bgmは「行く手をはばむ鋼の床」である。
「私は康琳。朱雀七星士の名は柳宿と申します。」
「初めまして、朱雀の巫女の黒崎あかりです。」
「初めまして、朱雀の守護者の地場幸人です。」
あかりと幸人は自己紹介をするが、柳宿はあかりを無視して、星宿を抱きしめるのであった。
「助けたかったのはこの方ですわ？」
柳宿はあかりに嫌味をいい、あかりも別になんとも思っていないため、負けじと幸人を抱きしめるのであった。星宿はそれを見て、幸人に嫉妬するのであった。幸人もあかりに抱きしめられて、嬉しくなるのであった。その後、あかりをこき使う、柳宿だが、あかりがまったく気にしなかったため、水の中に落とし物をしたと嫌がらせをするのであった。あかりが変身し、結界を出し、水の中に入るが、落し物はまったくなかったため、水の中から出て、結界を解除するのであった。おかげで濡れなかったのであった。その後、あかりが柳宿の所に向かうのであった。
「柳宿、水の中に入ったけど、落し物なんてまったくなかったわよ。あなたが私に嫌がらせをしたのは、星宿に片想いをしているからでしょ！」
「ええ、そうよ。あんたが気に食わなかったのよ！陛下はどうしてあんたに思いをよせているのよ！」
柳宿は激高し、あかりにビンタをするのであった。その後、幸人が現れる。
「いい加減にしろ！あかりは俺の彼女だ！お前でも許さんぞ！」
幸人が柳宿を怒鳴り、ビンタでしかえしをするのであった。
「何をするのよ！」
柳宿は幸人に反論するのであった。
「馬鹿かお前は！あかりに嫌がらせをするなら、星宿様に告白をすればよかっただろ
！下らないことをするから、星宿様はあかりを狙っているんだぞわかっているのか！」
幸人は柳宿にさらに怒鳴るのであった。
「私だって、告白をしたいわよ！私はあんた達が羨ましかったわよ！これ以上は私が不利になるわね。あんた達悪かったわね。」
柳宿もあかりと幸人の仲を羨ましいと、思いながらもあかりと幸人に謝罪をするのであった。
「私はいいけど、幸人さんが許さないと思うわよ。」
「あかりの言う通りだ。悪いが俺はお前をしばらく許すことができんぞ。」
あかりが柳宿を許すが、幸人はあかりを傷つけた柳宿を許すことはできないのであった。その後、あかりは浴衣姿で自室にいた。bgmは空の軌跡の「月明りの下で」である。
「頬の痛みは引いたけど、腫れているわね。」
あかりはビンタされた頬を手にあて、腫れていることに気が付いた。その後、幸人があかりの自室に入るのであった。
「あかり、大丈夫か？」
「幸人さん、ええ大丈夫よ。」
幸人の声にあかりも大丈夫だと答えるのであった。
その後、あかりと幸人はキスを交わし、幸人は自室に戻り、あかりも就寝するのであった。次の日、鬼宿が出稼ぎにでかけ、あかりと幸人は気分転換に二人きりで外を出たのであった。
「幸人さん、二人きりで話すのもいいわね。」
「ああ、そうだな。星宿様の所に戻るぞ？」
「ええ。」
あかりと幸人は気分転換に二人きりで話し、いい気分になったのであった。その後、宮殿に戻り、星宿から対極山のことを聞き、旅に出ようと決意をするのであった。
「皆の者私は少しの間旅にでるのだ。留守は頼んだぞ。」
「陛下、お気をつけてください。」
兵士も宮殿を守ろうとするのであった。その後、対極山に向かい際に、あかりと幸人は馬に乗れないため、セーラー戦士になり、空を飛ぶ道具セーラーマントを使って飛ぶのであった。bgmは空の軌跡の「リベールの歩き方」である。
「お前ら、飛べるんだな？」
「あかり、幸人、異世界の道具だな？」
鬼宿と星宿はあかりと幸人が飛べることに驚くのであった。
「ええ、そうよ。私と幸人さんだけが使えるセーラー戦士の道具よ。」
「星宿様、俺とあかりは馬に乗ることができないため、代わりに空を飛ぶ道具を使おうと思いました。」
あかりも幸人も空を飛ぶためにマントを装備し、鬼宿達に合わせるのであった。その後、魔獣が表れ、あかりと幸人はそれぞれ武器を構えるのであった。bgmは空の軌跡の「Sophisticated Fight」である。
「八葉一刀流弐の型中伝、セーラーサン推して参る！」
「八葉一刀流壱の型中伝、地球の騎士押して参る！」
あかりと幸人はその後、八葉一刀流を披露するのであった。
「八葉一刀流弐の型疾風！」
「八葉一刀流壱の型旋風斬！」
あかりがスピードで斬りつけ、幸人が回転斬りをするのであった。魔獣が消滅し、あかりと幸人は安心するのであった。
あかりと幸人の戦闘勝利場面
bgmは空の軌跡「撃破！！」である。
「幸人さん、見事ね。」
「あかり、お前も見事だ。」
あかりと幸人は声を掛けた後、手でハイタッチするのであった。
「あかり、幸人、見事だ。」
「俺も驚いたぜ。」
「あたし達以上に強かったのね。」
星宿、鬼宿、柳宿はあかりと幸人の実力に驚くのであった。