あかり達は次の場所に移動し、ある女性と出会うのであった。
「あの大丈夫ですか？」
あかりが女性を心配し声を掛けるのであった。
「ええ、大丈夫です。体力があまりないので、ある場所に向かいたいのですが？私は少華を言います。」
少華がふらつきながらもあかりに名前を言うのであった。
「私はあかりです。私がおぶりますので、安心してください。」
あかりも少華のためにおんぶしようと決意をするのであった。
「あかり、お人よしなのだな？」
「星宿様、あかりは包容力があります。」
星宿があかりがお人よしだと気が付くのであった。幸人もあかりが包容力があることを告げるのであった。
その後、あかりが少華をおんぶし、ある家に行き、亡くなった者が少華のキスで生き返るのであった。
「これが死者蘇生の能力ですか？少華さん。」
「俺も驚きました。少華さん。」
あかりも幸人も少華の死者蘇生の能力に驚くのであった。その後、あかりが体調が悪くなり、熱を出すのであった。
「皆、ごめんね。」
あかりが熱を出し、気絶するのであった。
「あかり、しっかりしろ！」
「あかり、案ずるな、医者に診てもらうのだ。」
あかりに声を掛けたのが、幸人と星宿であった。丁度ゾンビが現れ、幸人が変身するのであった。
「地球の騎士クリスタルパワーメイクアップ！」
「幸人、俺も援護したるわ！」
「ああ、翼宿、援護してくれ。星宿様、少しの間あかりをお願いします。」
幸人は変身し、翼宿と共にゾンビと戦おうと決意し、星宿にあかりを託そうとした。
「幸人、了解した。私があかりの側にいるのだ。」
星宿は熱を出したあかりを姫抱きにするのであった。あかりが苦しそうになるのであった。
「烈火神焔！」
「八葉一刀流壱の型雷光撃！」
翼宿が炎攻撃し、幸人が八葉一刀流壱の型を使い、ゾンビが消滅するのであった。その後、あかりが目を覚ますのであった。
「幸人さん、翼宿ありがとう。熱は下がったけど、目が見えなくて失明したの。」
あかりが感謝するが失明してしまったことに気が付くのであった。
「あかり、まさか、あの例の病なのか？」
「あかり、医者に診てもらうぞ。」
幸人と星宿が明かりを心配をするのであった。その後、どの医者にも断られてしまうのであった。
「みんな、ごめんね。足を引っ張ってしまって申し訳ないわ。」
あかりは失明しても諦めなかったが幸人達に対して申し訳ない顏をするのであった。
「あかり、諦めるな！」
「あかり、案ずるな、妙 寿安と言う医者に診てもらうぞ。」
「あかり、あんた一人で抱え込むんじゃないわよ。」
「あかり、お前は失明しているんやから無理はすんなや。」
幸人、星宿、柳宿、翼宿はあかりを励ますのであった。その後、妙 寿安に合うあかり達であった。
「断る！俺は医者をやめたんだ。帰れ！」
妙 寿安があかりの治療を断るのであった。
「え？どうしてですか？」
「あなたの過去に何かあったのですね？」
あかりが驚き、幸人も妙 寿安に聞くのであった。
「お前達には関係ないことだ帰れ！」
妙 寿安はあかり達に怒り、追い出すのであった。
あかり達は追い出されるのであった。
「私のヒーリングではこの病は治せないわね。」
「そうだな、この病ではあかりのヒーリングでも治せんな。」
あかりも幸人も今回の病気はヒーリングでも治せないことに気が付き、途方に暮れるのであった。
「え？体がだるいわ…・…。」
あかりが体が動きが悪くなり気絶するのであった。その後、あかりを宿に運び、宿の店員があかりを服から浴衣姿に着替えさせるのであった。
「星宿様、お願いがあります。あかりを看病していただけませんか？俺と柳宿と翼宿でもう一度妙 寿安さんを説得します。」
「幸人、わかった。私が残ろう。」
幸人と提案に星宿も了承するのであった。
その後、あかりの看病をした星宿があかりを見つめていた。
「あかり、私がお前の側にいるのだ。」
星宿はあかりにキスをするのであった。
あかりは夢を見ていた。心宿が鬼宿を拷問する夢を。
一方、鬼宿はあかりが失明をしたことを知り、あかり達の所に向かおうとした。
「あかり、待ってろ！」
鬼宿は仲間であるあかりを心配し、向かおうとするが、心宿に見つかってしまうのであった。
「こんなことだろうと思ったぞ。連れていけ。」
心宿は鞭で鬼宿の足に絡みつけ、部下に命令をして連行するのであった。
一方、あかりはうなされていた。鬼宿が根性を見せながら拷問に耐えている姿を最後には鬼宿が気絶するのであった。
「え？鬼宿が心宿から拷問を受けていたの？」
あかりが目を覚ますのであった。
「あかり、うなされていたが大丈夫か？」
「星宿、ええ大丈夫よ。心宿が鬼宿を拷問した夢を見たわ。」
「あかり、本当なのか？」
星宿があかりを心配し、あかりも心宿が鬼宿を拷問したことを告げるのであった。
「ええ、まず間違いないわね。人質が逃げ出せば、ひどい目に遭い、拷問するそれが青龍側の掟みたいね。」
あかりも夢を見たことが現実で起きていることを告げるのであった。
「そうか、青龍側外道だな。」
星宿も心宿のやり方に怒りを見せるのであった。
一方、鬼宿は心宿によって拷問を受けていた。しかも何度も鞭で打たれていた。心宿の部下も鬼宿を見張るのであった。
「心宿、どうやら根性があるのう？」
セリシエルは鬼宿の状況をおもしろがるのであった。
「ええ、セリシエル様そのようですね？」
心宿も鬼宿の根性の強さに感心するのであった。
「うっ！」
鬼宿が何度も拷問のダメージを受けるのであった。
「鬼宿、誓え！2度と朱雀の巫女と朱雀の守護者の名を出さぬとな！」
鬼宿に心宿は挑発するのであった。
「断るぜ！あかりと幸人に何かをしたら許さねえぞ！」
鬼宿はあかりと幸人の為だったら、拷問に耐えていた。
「そうか。」
心宿は鬼宿の抵抗に再び拷問するのであった。
「うあああああ！」
鬼宿が悲鳴を浴び、その後気絶するのであった。
「気を失ったか？ほどいてやれ。」
心宿は鬼宿が気絶したことに気が付き、部下に命じるのであった。
「いいか鬼宿？2度と紅南国に戻れぬのだ。」
心宿は鬼宿を利用し、用済みになったらいつか始末しようと決意をするのであった。