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「ひーまー」
「そう思うならちっとは手伝ってくれ。」
「…てかさっきから何ドタバタしてるんです
か?」
学校帰りに私が(一方的に)拠り所にしてい
る相談事務所のソファーで横になっている
と、経営者である霊幻さんが、何やら忙しそ
うに段ボールを運んでいる。
あれ?今日は定休日のはずなんだけどな。
「内職だ内職。最近めっきり仕事の依頼が無
いからな。」
「また急な副業に手をつけたんですね。」
「またってなんだよ!ほら、花子のノル
マだ。」ドサッ
私が手伝うのを前提であるかの様に霊幻さん
はホイホイと2、3箱を私の目の前に置いた。
この人は……仕方ない。この後特に予定も入っ
てないし、やってみるか。断れない性格上、
私は着々と作業を進めていった。
数十分後、
「よし、何とかノルマ達成!!」
「お、ご苦労さん、後はゆっくりしていー
ぞ」
「…霊幻さんはあと少しで終わりそうですね。
ちょっと、やりますよ。」
「そうか?悪いな。じゃこのセット箱から出
してくれ。」
言われた通り箱を取りに行こうとしたら、
「わっ」
「えっおま」
ドタッ ガシッ!!
不運にもバランスを崩し、そのまま事務イス
に座って作業している霊幻さんにダイブしそ
うになったが、とっさに両膝を掴んだ所で最
悪の事態はまぬがれた。
「おい霊幻聞いてくれよ…ってナニさせてんだ
おっさん!」
「エクボ?!(この体制はマズイ!色々!)
こ、これはだな花子がずっこけてこーゆ
ー事態に 」
「…茂夫には内緒にしといてやる。」すいー
「エクボ…、茂夫くんは見えるって言ってたけ
どうーんやっぱり姿も声も聞こえないんだよ
なぁ。」
「花子よ、冷静に自己解析している場合
ではない。恐らく、俺がこき使わせたツケが
回ってきたんだ。」
「別にそんな、気にしてないですよ!」
「それと、お前ケガしてないか?花子は
ドジだからな〰」
茂夫くんやテルくんみたいに特別な力が無く
ても、平等に接してくれる霊幻さんにちょっ
ぴり期待してしまう…そんな休日の午後であっ
た。
「そう思うならちっとは手伝ってくれ。」
「…てかさっきから何ドタバタしてるんです
か?」
学校帰りに私が(一方的に)拠り所にしてい
る相談事務所のソファーで横になっている
と、経営者である霊幻さんが、何やら忙しそ
うに段ボールを運んでいる。
あれ?今日は定休日のはずなんだけどな。
「内職だ内職。最近めっきり仕事の依頼が無
いからな。」
「また急な副業に手をつけたんですね。」
「またってなんだよ!ほら、花子のノル
マだ。」ドサッ
私が手伝うのを前提であるかの様に霊幻さん
はホイホイと2、3箱を私の目の前に置いた。
この人は……仕方ない。この後特に予定も入っ
てないし、やってみるか。断れない性格上、
私は着々と作業を進めていった。
数十分後、
「よし、何とかノルマ達成!!」
「お、ご苦労さん、後はゆっくりしていー
ぞ」
「…霊幻さんはあと少しで終わりそうですね。
ちょっと、やりますよ。」
「そうか?悪いな。じゃこのセット箱から出
してくれ。」
言われた通り箱を取りに行こうとしたら、
「わっ」
「えっおま」
ドタッ ガシッ!!
不運にもバランスを崩し、そのまま事務イス
に座って作業している霊幻さんにダイブしそ
うになったが、とっさに両膝を掴んだ所で最
悪の事態はまぬがれた。
「おい霊幻聞いてくれよ…ってナニさせてんだ
おっさん!」
「エクボ?!(この体制はマズイ!色々!)
こ、これはだな花子がずっこけてこーゆ
ー事態に 」
「…茂夫には内緒にしといてやる。」すいー
「エクボ…、茂夫くんは見えるって言ってたけ
どうーんやっぱり姿も声も聞こえないんだよ
なぁ。」
「花子よ、冷静に自己解析している場合
ではない。恐らく、俺がこき使わせたツケが
回ってきたんだ。」
「別にそんな、気にしてないですよ!」
「それと、お前ケガしてないか?花子は
ドジだからな〰」
茂夫くんやテルくんみたいに特別な力が無く
ても、平等に接してくれる霊幻さんにちょっ
ぴり期待してしまう…そんな休日の午後であっ
た。