ONE作品
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【人之性悪(人の性は悪なり)】
俺には具体的な目標がある。弱者が強者に虐げられる屈辱を、ただ「正
義」を掲げているだけで「悪」が打ちのめされるということ。何が正義だ
よくそったれ。俺ら「悪」がいるお陰でお前らは輝いてるんだよ。ああそ
うとも塗り替えてやるさ、どっちが正義でどっちかが悪?はっ、「強い
方」に決まってら。
だから俺が今より強くなって、やれ名誉だ誇りだのほざいている正義厨
(ヒーローども)の立場をひっくり返させてやる。今に待ってろS級連中
ども、俺が骨まで喰ってやるよ。だが、いつかこの世界中全部が俺の敵に
なったとしても、あいつだけは・・・俺のすぐ傍で生き様を見届けて欲し
い。
「天邪鬼だねガロウ君はさ。」
「は?何でだよ。」
「なんでも~」
「ったく・・・。」
【お昼ごはんとガロウ】
今日はご機嫌な一日だった。お気に入りの総菜パンがコンビニで半額にな
ってたし、天気も良いから屋上でご飯を食べることにした。
屋上は誰もいない穴場スポットだ。……ん?誰かいるのかな、とそこには
銀髪のV字の髪型にシンプルな服装のガロウ君がいた。
「ガロウ君!珍しいね。」
「・・・・たまたま通りかかっただけだ。」
ぷいっと背けるガロウ君はとても分かりやすい。(かわいい……。)
ガロウ君はベンチに座っていた私の隣に座った。
そして彼は唐突に口を開く。
「ん、それ、一口くれ。」
花子が食べていた総菜パンを指差す。
ガロウ君の腹の虫が鳴く音がした。
私は彼に微笑みながらどうぞ、と言って半分に分けて渡してあげた。
無言でもくもくと食べる彼の横顔に思わず見とれてしまう。私は彼と何気
ない日常を過ごす時が一番好きだ。
【気ままにショッピング】
ヒーロー狩りの道中、通行を塞いでいたでけぇ蜂みたいな怪人と出くわし
た。だるそうに眺めていると「そこの変な髪型した兄ちゃんもこの毒針で
ぶっ刺してやる!」とケタケタ笑いやがる顔がムカついたので三発食らわ
せてやるともう動かなくなった。
「はぁ。。無駄な運動「あ、ガロウ君!おひさ!」
「おぉ、花子か。よぉ。一か月ぶりか?」
「そうだね・・学校のテスト勉強が忙しくって。今日でやっと終ったから
さ、買い物行こうよ!」
「いや俺は「あ、お金なら気にしないで!私がプレゼントしてあげる!」
ちょっとは話を聞けや!思わず突っ込みたくなるが、昔からこいつの天然
は変わりようがないので言われるがまま近くのショッピングモールへ連行
された。
「この服とかいいんじゃない?あ、こっちの方がスポーツ選手ってかんじ
がするし・・・」
モールに入って小一時間、、、てっきり従者みたく荷物持ちを任されるか
と思いきや、何故か俺が現在進行形で着せ替え人形と化している。
「お前なぁ、さっきから俺の服ばっかり選んでんじゃねぇ。」
「え?だってガロウ君の服、いつもそれじゃん。いつか似合う服プレゼン
トしたいと思ってたんだ~」
「・・・自分の服も選んできたらどうなんだ?」
「やだ。あ、この服なんか動きやすそうでいいんじゃない?」
はぁ・・・。と小さくため息をした。こいつには敵わねぇな。
俺には具体的な目標がある。弱者が強者に虐げられる屈辱を、ただ「正
義」を掲げているだけで「悪」が打ちのめされるということ。何が正義だ
よくそったれ。俺ら「悪」がいるお陰でお前らは輝いてるんだよ。ああそ
うとも塗り替えてやるさ、どっちが正義でどっちかが悪?はっ、「強い
方」に決まってら。
だから俺が今より強くなって、やれ名誉だ誇りだのほざいている正義厨
(ヒーローども)の立場をひっくり返させてやる。今に待ってろS級連中
ども、俺が骨まで喰ってやるよ。だが、いつかこの世界中全部が俺の敵に
なったとしても、あいつだけは・・・俺のすぐ傍で生き様を見届けて欲し
い。
「天邪鬼だねガロウ君はさ。」
「は?何でだよ。」
「なんでも~」
「ったく・・・。」
【お昼ごはんとガロウ】
今日はご機嫌な一日だった。お気に入りの総菜パンがコンビニで半額にな
ってたし、天気も良いから屋上でご飯を食べることにした。
屋上は誰もいない穴場スポットだ。……ん?誰かいるのかな、とそこには
銀髪のV字の髪型にシンプルな服装のガロウ君がいた。
「ガロウ君!珍しいね。」
「・・・・たまたま通りかかっただけだ。」
ぷいっと背けるガロウ君はとても分かりやすい。(かわいい……。)
ガロウ君はベンチに座っていた私の隣に座った。
そして彼は唐突に口を開く。
「ん、それ、一口くれ。」
花子が食べていた総菜パンを指差す。
ガロウ君の腹の虫が鳴く音がした。
私は彼に微笑みながらどうぞ、と言って半分に分けて渡してあげた。
無言でもくもくと食べる彼の横顔に思わず見とれてしまう。私は彼と何気
ない日常を過ごす時が一番好きだ。
【気ままにショッピング】
ヒーロー狩りの道中、通行を塞いでいたでけぇ蜂みたいな怪人と出くわし
た。だるそうに眺めていると「そこの変な髪型した兄ちゃんもこの毒針で
ぶっ刺してやる!」とケタケタ笑いやがる顔がムカついたので三発食らわ
せてやるともう動かなくなった。
「はぁ。。無駄な運動「あ、ガロウ君!おひさ!」
「おぉ、花子か。よぉ。一か月ぶりか?」
「そうだね・・学校のテスト勉強が忙しくって。今日でやっと終ったから
さ、買い物行こうよ!」
「いや俺は「あ、お金なら気にしないで!私がプレゼントしてあげる!」
ちょっとは話を聞けや!思わず突っ込みたくなるが、昔からこいつの天然
は変わりようがないので言われるがまま近くのショッピングモールへ連行
された。
「この服とかいいんじゃない?あ、こっちの方がスポーツ選手ってかんじ
がするし・・・」
モールに入って小一時間、、、てっきり従者みたく荷物持ちを任されるか
と思いきや、何故か俺が現在進行形で着せ替え人形と化している。
「お前なぁ、さっきから俺の服ばっかり選んでんじゃねぇ。」
「え?だってガロウ君の服、いつもそれじゃん。いつか似合う服プレゼン
トしたいと思ってたんだ~」
「・・・自分の服も選んできたらどうなんだ?」
「やだ。あ、この服なんか動きやすそうでいいんじゃない?」
はぁ・・・。と小さくため息をした。こいつには敵わねぇな。
1/3ページ