やさしいあのひと
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「それだけは…勘弁してください!何でも言う
こと聞きますから!!。」
精一杯声を振り絞り、目の前の相手に訴え
た。どうしてこうなったのだとか考える余裕
もなく、今は只々懇願するしか選択肢は無か
った。
「…二言は無いな?」
「はい…」
そう言うとあっさりと身を引いてくれた。し
かし安心は出来ない。ガチャガチャと五月蝿
くなる鎖が現実だと知らされる。
(この人は、何を考えているのか分からない…
せめて機嫌を損ねないように立ち回らない
と。)
「今から10分間、俺の愛撫で達しなければ、
拘束を解いてこの部屋から開放してやる。」
「?!え…なっ…じゃ、じゃあ」
「反対に、達したら花子を貰う。何、人
体については俺がよく知っている。イかない
フリをしても無駄だからな。」
この人は自分が何を言っているか理解してい
るのだろうか。愛撫?この男が?嘘だ。
「いやぁ!な、なんで私がこんな目に!!貴
方に何かしましたか?!」
「?何でもする、と言っただろう。」
「それは…」
「深く考えるな。嫌なら耐えればいい。」
「…………………………ハィ」
私は蚊の鳴くようなか細い声で返答する。相
手は闇の世界に君臨するハイドレートの右
腕、勿論、雑用の私が戦って勝てる相手では
ない。只々条件に従うしかなかった。
こと聞きますから!!。」
精一杯声を振り絞り、目の前の相手に訴え
た。どうしてこうなったのだとか考える余裕
もなく、今は只々懇願するしか選択肢は無か
った。
「…二言は無いな?」
「はい…」
そう言うとあっさりと身を引いてくれた。し
かし安心は出来ない。ガチャガチャと五月蝿
くなる鎖が現実だと知らされる。
(この人は、何を考えているのか分からない…
せめて機嫌を損ねないように立ち回らない
と。)
「今から10分間、俺の愛撫で達しなければ、
拘束を解いてこの部屋から開放してやる。」
「?!え…なっ…じゃ、じゃあ」
「反対に、達したら花子を貰う。何、人
体については俺がよく知っている。イかない
フリをしても無駄だからな。」
この人は自分が何を言っているか理解してい
るのだろうか。愛撫?この男が?嘘だ。
「いやぁ!な、なんで私がこんな目に!!貴
方に何かしましたか?!」
「?何でもする、と言っただろう。」
「それは…」
「深く考えるな。嫌なら耐えればいい。」
「…………………………ハィ」
私は蚊の鳴くようなか細い声で返答する。相
手は闇の世界に君臨するハイドレートの右
腕、勿論、雑用の私が戦って勝てる相手では
ない。只々条件に従うしかなかった。
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