ボーボボ(短編)
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首「へーーーーーーくしゅん!!!」ズビズビ
ビュ「ほら、首領パッチ君次のティッシュ。」
首「お"う"ゼンギュ。」ジーーーーン
昨日まで天の助と河原で遊んでいた彼こと首領パッチは、ただいま絶賛風邪ひき中である。
花子「ぱっつぁんでも風邪ひくんだね~。」
首「あったりめえだろ!!俺だって風邪くらいひくっての!!(とはいえ、
思うように身体が動かねえのはイライラするな・・・)」
花子「意外~。てっきり馬鹿は風邪ひかないと思ってたのに。とんだ迷信だね。」
幸い、ボーボボが即席で作った一戸建ての住宅のおかげで必要なものはある程度揃っているが、食料と風邪薬だけは最寄りのスーパーで調達するし
かなかった。
ビュ「じゃあ私、買い物に行ってくるね。その間、花子ちゃんは看病お願いできる?」
花子「まかせといて。(あの子の看病なんて嫌な予感しかしないんだけど、ま、いっか)行ってらっしゃいビュティちゃん。」
バタン
(ふぅ・・・さてと)
布団を顔から出してこちらをじーと見ている首領パッチ。しばらくすると
ピピと音がした。
花子「脇失礼、、、37.9°か。今夜はゆっくり寝たほうがいね。」
首「ぐぞぉーーー11時からスペシャル番組『踊る八宝菜』見ようと思って
たのにーーー!!」ズビビビ
花子「録画しときゃいいじゃん。」
首「ばかやろーー!!この番組はな、生放送だから見る価値があるんだよ!!」
『踊る八宝菜』とは、毎回色々な国に行ってそこで食べた料理や珍味を、
八宝菜にアレンジして紹介する番組である。彼はこの番組を毎週楽しみに見ているが、なぜそこまで熱狂的なのかは不明だ。
花子「ほら、大人しく寝てて。添い寝してあげるから。」
首「お・・・おう。」ドキッ
首領パッチの布団を肩までかけてあげると、少し落ち着いたようだ。
花子「(あれ?こいつ意外と可愛い顔してんな。)」
いつも憎たらしいことしか言わないので忘れていたが、普段は隠れている
彼の顔はいつもより幼く見えた。すると彼が恥ずかしそうに言った。
首「・・・なぁ」もじもじ
花子「ん?」
首「・・・その・・ありがとな・・・。風邪の時って誰かに傍にいてもらうと・・・なんか落ち着くっていうか・・・」
花子「どういたしまして。へ~。意外と可愛いところあんじゃん」
ニヤニヤ
首「ばっ、バカ野郎!可愛くなんかねえし!おやすみ!」ガバッ
そう言うと彼はそっぽを向いて布団を深く被ってしまった。彼の意外な一面に思わず微笑むと、私はそのままリビングに戻った。
そして買い物袋を持ったビュティちゃんが帰ってきたのは15分くらい経ってからである。
ビュ「ただいま・・・あ、寝てるんだ。雑炊と水とお薬買ってきたよ。」
花子「うん。起きたら作ってあげよう。ネギ多めでね。」
首「・・・。」
首「・・・・・・・。」
(なんだよ、らしくねえ。柄にもなく甘えちまった。)
(まるで俺が花子が好きみたいじゃんかよ。)
その後、無事に風邪が治り、戦闘に戻るまで回復した矢先にお約束のボーボボの盾にされるのは、また別の話である。
ビュ「ほら、首領パッチ君次のティッシュ。」
首「お"う"ゼンギュ。」ジーーーーン
昨日まで天の助と河原で遊んでいた彼こと首領パッチは、ただいま絶賛風邪ひき中である。
花子「ぱっつぁんでも風邪ひくんだね~。」
首「あったりめえだろ!!俺だって風邪くらいひくっての!!(とはいえ、
思うように身体が動かねえのはイライラするな・・・)」
花子「意外~。てっきり馬鹿は風邪ひかないと思ってたのに。とんだ迷信だね。」
幸い、ボーボボが即席で作った一戸建ての住宅のおかげで必要なものはある程度揃っているが、食料と風邪薬だけは最寄りのスーパーで調達するし
かなかった。
ビュ「じゃあ私、買い物に行ってくるね。その間、花子ちゃんは看病お願いできる?」
花子「まかせといて。(あの子の看病なんて嫌な予感しかしないんだけど、ま、いっか)行ってらっしゃいビュティちゃん。」
バタン
(ふぅ・・・さてと)
布団を顔から出してこちらをじーと見ている首領パッチ。しばらくすると
ピピと音がした。
花子「脇失礼、、、37.9°か。今夜はゆっくり寝たほうがいね。」
首「ぐぞぉーーー11時からスペシャル番組『踊る八宝菜』見ようと思って
たのにーーー!!」ズビビビ
花子「録画しときゃいいじゃん。」
首「ばかやろーー!!この番組はな、生放送だから見る価値があるんだよ!!」
『踊る八宝菜』とは、毎回色々な国に行ってそこで食べた料理や珍味を、
八宝菜にアレンジして紹介する番組である。彼はこの番組を毎週楽しみに見ているが、なぜそこまで熱狂的なのかは不明だ。
花子「ほら、大人しく寝てて。添い寝してあげるから。」
首「お・・・おう。」ドキッ
首領パッチの布団を肩までかけてあげると、少し落ち着いたようだ。
花子「(あれ?こいつ意外と可愛い顔してんな。)」
いつも憎たらしいことしか言わないので忘れていたが、普段は隠れている
彼の顔はいつもより幼く見えた。すると彼が恥ずかしそうに言った。
首「・・・なぁ」もじもじ
花子「ん?」
首「・・・その・・ありがとな・・・。風邪の時って誰かに傍にいてもらうと・・・なんか落ち着くっていうか・・・」
花子「どういたしまして。へ~。意外と可愛いところあんじゃん」
ニヤニヤ
首「ばっ、バカ野郎!可愛くなんかねえし!おやすみ!」ガバッ
そう言うと彼はそっぽを向いて布団を深く被ってしまった。彼の意外な一面に思わず微笑むと、私はそのままリビングに戻った。
そして買い物袋を持ったビュティちゃんが帰ってきたのは15分くらい経ってからである。
ビュ「ただいま・・・あ、寝てるんだ。雑炊と水とお薬買ってきたよ。」
花子「うん。起きたら作ってあげよう。ネギ多めでね。」
首「・・・。」
首「・・・・・・・。」
(なんだよ、らしくねえ。柄にもなく甘えちまった。)
(まるで俺が花子が好きみたいじゃんかよ。)
その後、無事に風邪が治り、戦闘に戻るまで回復した矢先にお約束のボーボボの盾にされるのは、また別の話である。
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