たちはばかる毛狩り隊の刺客に、


歩を進めるボーボボ一行。



「うわあぁ首領パッチくん押さないでぇ～」


「それってアリなの？！」ワイワイ



…嬢ちゃんの声がよく響くなぁ、と思うのと同

時にトコロテンとおやびんに話しているのが気

にくわない。


確かに、おやびんは一番に尊敬している方だ

が、俺をかばい敵の攻撃を直に受けた花子

を…愛おしいと思った。



あの時、俺はおやびんに執着したあまり、周り

のことが見えなかったに違いない。だがあの

一件で、花子に気が向くようになった。

……もっとアイツのことが知りたい。



天「そーいや喉乾いたわねー」

「じゃぁ、飲み物買ってくる～～^ ^」タタタ

天「サンキュー」





「なぁ、。」

「あ！破天荒さんっ！丁度よかった、何か飲み

ますか？」

「いや、俺はいい。それより…ーーー


あまり俺以外の者と話さないでくれるか？」




「…？どどうしてですか？」

「天の助はもちろん、ほかの連中もだ。

……が、もし…、俺以外のヤツを好きだなんて

ことがあったら、鍵真拳しか開かない部屋に
　
花子を閉じ込める。」


「…ひぃっ…な、何で」


「アンタが好きだから。」


彼女に近づき俺の胸辺りに抱きしめ、耳元で

こう囁いた






「逃げヨウと、オモうなヨ………」