飛翔
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「あー、そりゃ市ノ瀬だろ。市ノ瀬咲月」
あの後笠松先輩の教室を訪れれば、遅い!とご愛嬌の一撃を食らい、何となしに先程の女の事を話せば、なんとこの女嫌いの先輩からすんなり名前が出てきたのだ
「結構有名なんっスね」
「あー…。まぁなんつーか、色々とな」
そう言って気まずそうに視線を逸らした先輩の横から空気を読まない一言
「世間では口パクだとか何とか言われているが、俺はあの女神が切なそうに歌う姿に恋をしている」
「森山!」
「口パク、ねぇ…」
なるほど、と心の中で飲み込む
「……あいつにも色々あるんだろ」
「笠松先輩親しいんっスか?」
「何ぃ!?いつの間にあの女神と!」
横から首を出す森山先輩をうるせぇ!と一撃で仕留めるあたり流石キャプテンである
「……1回掃除当番が被った事がある。そしたら掃除は自分がするから部活に行っても良いって言われて、正直面食らった。それは出来ないって言ったんだが、自分が仕事に行きたくないんだ。その為に俺を利用してるだけだから、気にしなくていい。って言われたら何も言えなくてな」
「それでどうしたんっスか?」
バツが悪そうに言う先輩に嬉々として尋ねてしまう
まさか女嫌いの先輩にそんなラブロマンスがあったとは、意外だったのだ
「どうもこうもねぇよ。その後俺は部活に行ってそれっきりだ」
「えぇ〜!先輩そこはガツンと『辛いなら、俺を頼れよ』とかないんっスか〜!」
「うっせぇ!あの時は俺もキャプテンに成り立てで自分の事で精一杯だったんだよ!」
そうは言いながらも、それ以降やはり気にはなっていたらしい
「あん時もうちょっと相談に乗ってやれてりゃな……。つっても俺は市ノ瀬と真面に面と面向かって話せる自信はねぇんだが……」
笠松先輩が知ってる女子
それだけでも少し自分の中での彼女のランクが上がった気がした
あの後笠松先輩の教室を訪れれば、遅い!とご愛嬌の一撃を食らい、何となしに先程の女の事を話せば、なんとこの女嫌いの先輩からすんなり名前が出てきたのだ
「結構有名なんっスね」
「あー…。まぁなんつーか、色々とな」
そう言って気まずそうに視線を逸らした先輩の横から空気を読まない一言
「世間では口パクだとか何とか言われているが、俺はあの女神が切なそうに歌う姿に恋をしている」
「森山!」
「口パク、ねぇ…」
なるほど、と心の中で飲み込む
「……あいつにも色々あるんだろ」
「笠松先輩親しいんっスか?」
「何ぃ!?いつの間にあの女神と!」
横から首を出す森山先輩をうるせぇ!と一撃で仕留めるあたり流石キャプテンである
「……1回掃除当番が被った事がある。そしたら掃除は自分がするから部活に行っても良いって言われて、正直面食らった。それは出来ないって言ったんだが、自分が仕事に行きたくないんだ。その為に俺を利用してるだけだから、気にしなくていい。って言われたら何も言えなくてな」
「それでどうしたんっスか?」
バツが悪そうに言う先輩に嬉々として尋ねてしまう
まさか女嫌いの先輩にそんなラブロマンスがあったとは、意外だったのだ
「どうもこうもねぇよ。その後俺は部活に行ってそれっきりだ」
「えぇ〜!先輩そこはガツンと『辛いなら、俺を頼れよ』とかないんっスか〜!」
「うっせぇ!あの時は俺もキャプテンに成り立てで自分の事で精一杯だったんだよ!」
そうは言いながらも、それ以降やはり気にはなっていたらしい
「あん時もうちょっと相談に乗ってやれてりゃな……。つっても俺は市ノ瀬と真面に面と面向かって話せる自信はねぇんだが……」
笠松先輩が知ってる女子
それだけでも少し自分の中での彼女のランクが上がった気がした