このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

あまふわな時間。

「だいちゃあ」
「ん?どした」
「ふへへ、だいちゃぁだ」
「ふふ、今日は甘えん坊か?」

なんだか今日は甘えたい気分。隣の大ちゃんにぎゅうっと抱き着く。

最近は仕事が落ち着いて、大ちゃんと過ごす時間が多くなった。
いつものこの時間はお昼ご飯を作ってるんだけど、今はどうしても大ちゃんに触れたい。

「んぅ、」
「うおっ笑」
「だぁき、スマホだめ…」

二人でベッドの上でゴロゴロしてるのに、スマホばっかり構ってる大ちゃん。
スマホに負けた気がして、抱き着いている腕の力をさらに強めてやった。

「お前も人のこと言えないだろ〜?」
「……むぅ、」

普段俺もスマホばっかりな時間があるから、人のこと言えないけど…今は構って欲しいんだもん。

「だぁき、」
「もー苦しい」
「……ごめん、なさい…」

大ちゃんの表情が微かに歪んだのが見えて、そっと腕を緩めた。
いつもは割と素っ気ないのに急に甘えだしたらそりゃ迷惑か…
この気まぐれ早く直さないとな…

「やまだ?」
「…なぁに、んっ…」

ふいに名前を呼ばれて顔を上げると、ちゅっとキスされる。…えっ?

「ふふ、びっくりしてる。かぁわい…」
「な…っ//怒ってるんじゃ、ないの…?」
「え?全然怒ってないよ?やまだのぎゅーがなくなったからどうしたのかなって」
「へ、」

俺からしたら絶対迷惑なのに、どこまでも優しい大ちゃん。
そんなとこが大好きだよ、の意味を込めて俺からキスをしてみる。

「だいちゃ、」
「ん?…んっ、ぇ、」
「ふへ、ちゅぅしちゃった」
「……誘ってる?」
「へ!?//」

真っ昼間から甘〜い行為。
気付いたらもう夕方で、俺が動けなくなるまで愛し合った俺達。
いつもは激しすぎって怒っちゃうけど、こんな日もいいかな、なんて。
1/2ページ
スキ