輪廻転生 連載中
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
翌日、あの後悟に高専の案内をしてもらってある程度の設備は分かったものの…まだ迷うことはしばしばとあって……今現在なんとか一年生の教室に辿り着いた所だ
(高専の聖地巡礼って贅沢すぎる)
「虎杖くんいる?」
一年生の教室に入ると今正しく虎杖くんが自室に戻ろうとする途中だった。もう一歩遅れていたらまたこの広い高専を彷徨う事になっていたからホッとした
「名無し先生?どったの」
「あ……えっとさ」
なんて言えばいいんだろう?よく良く考えれば新任の先生が宿儺と変わって欲しいなんて言うのが不自然な気もするし
『小僧』
低い声に私は固まる。間違いない。この声は宿儺だ
(悟をこの世から葬った張本人)
「出てくんな」
『変われ』
「はぁ?断る。なんで急に変わらなきゃいけないんだよ!」
『契闊』
契闊…?それって確か虎杖くんと宿儺の縛り
「こうでも言わんと小僧は変わらんのだ」
宿儺が自分から出てくるなんて有り得ない。こう積極的に動くのであれば、本編でも一話くらい動かせる程の内容が何かある筈だ
「どうして自分から出てきたの?」
私の問いに宿儺は面白可笑しく口角を上げた
「なに…大した理由にはならん。愚かな小娘が目に入ったものでな。一度顔を合わせたかったのだ」
(愚か?)
「私の何処が愚かだって?」
「知っていたか?お前とは一度、平安の世で会っておる」
普通に考えて有り得ない話だ
だって、だとしたら私は"呪術廻戦"という中に二度転生した事になる
(贅沢すぎんか(2回目))
「だから何?」
宿儺にとってたかが一度会っただけの人間でしょうに。鏖殺大好き宿儺様から見たら私はチリみたいなものじゃないの?
「輪廻の輪から抜け出せぬ愚かな小娘に、なぜ再びこの世に生を受けたか教えてやろうか」
「別にいい…平安の私は平安の私だし、今の私は今の私だから」
ぶっちゃけ平安に私が存在したならその記憶とかも欲しかったけど……今回は本当にたまたまな感じだろうし
「そうか、聞かなかった事を後悔しても知らんぞ?ただ一つ……人並みに知性のある呪霊には気をつけろ。取って食われるかもしれんからな」
宿儺と初めて話したけど…。最後の言葉はどういう事?知性のある呪霊?それって……
「お疲れサマンサー!悠仁〜、報告書まだ出してな…って名無し?何してるの」
「ごめんごめん、私が虎杖くんの事呼び止めたの」
(ストーリーに直接関わらないこの話のネタを振っても意味ないと思うし…そもそも根本的に色々崩れそうだし…)
黙っとこ…
「まぁいいや、明日は八十八橋の任務があるから悠仁も早く休みな。ちなみに名無しにも今回の任務は行ってもらう予定だから」
「え、八十八橋!?京都姉妹校交流会はやらないの?」
思わず言葉に出すと悟は面白そうに笑って私に視線を向ける
「交流会は君が少し来る前に終わっちゃったよ。交流会前に来なくてよかったね。危うく特級と殺り合う所だったから」
待てよ?八十八橋って確か……
(九相図が出る回だ!)
野薔薇ちゃんと虎杖くんのカッコイイ共闘シーン見れるやつだ!
「おーい、聞いてる?」
第一クールを思い出して頬を緩ませていたら悟が目の前で手を振る。『明日報告書よろ』それだけ言い残して悟は教室を出た
京都姉妹校交流会が終わってる。そんでもって24話にさしかかろうとしているってことは…
(私…虎杖くんが辛い時より後に来たんだ)
虎杖くんと仲良くなった非術師の男の子、吉野純平くん。あの子は真人にやられてしまう
通りで虎杖くんのテンションが落ちてる訳だ
「虎杖くん」
「…え?今度は何?」
ほとんど上の空。でも笑顔を忘れてないのは虎杖くんのいい所だ
「明日頑張ろうね。術師になっちゃったら嫌な事沢山あるかもしれないけど…私は虎杖くんと任務出来て嬉しいから」
「……うん!俺も名無し先生とは初任務だから嬉しい。気張ってこうな!」
(よかった、少し元気になったみたいで)
多分第一クールが終わった後に入る第二クール、懐玉・玉折は悟の夢の話だから再現されないとして…次に待つのは渋谷事変だ
(嫌だなぁ…どうBADENDを回避しよう)
「先生、夜飯付き合ってくんね?」
「ん、いいよ?何食べたい?」
「先生が行きたい場所でいい」
(わぁ…流石彼氏にしたらいい男になるであろうと話題の虎杖悠仁くん)
「んー、ファミレスでいいよ。虎杖くんのオススメな所ある?」
「オッケ!任せてよ!」
「アンタまだ残ってたの?」
後ろから野薔薇ちゃんのため息が聞こえた。それに続いて伏黒くんが教室を覗く
「五条先生は?」
「どこか行っちゃった」
「伏黒と釘崎は?これから先生とファミレス行くんだけど。夜飯決まってなかったら行く?」
虎杖くんの誘いに野薔薇ちゃんが目を輝かせる
「名無し先生とファミレス!?行く行く!どこ行くの?イタリアン?それともザギン行っちゃう!?勿論伏黒もくるわよね!」
野薔薇ちゃんの超高速トークに伏黒くんはたじろぎながら…でも『断ったらめんどくせぇやつ……』みたいな顔で「行く」と答えた
「決まりね!お腹ぺこぺこだったの!」
ルンルンと前を歩く野薔薇ちゃんに私はついて行く。平和なこの光景を守りたい。みんなの笑顔が続くように
さて、明日の作戦会議って所ね!
(高専の聖地巡礼って贅沢すぎる)
「虎杖くんいる?」
一年生の教室に入ると今正しく虎杖くんが自室に戻ろうとする途中だった。もう一歩遅れていたらまたこの広い高専を彷徨う事になっていたからホッとした
「名無し先生?どったの」
「あ……えっとさ」
なんて言えばいいんだろう?よく良く考えれば新任の先生が宿儺と変わって欲しいなんて言うのが不自然な気もするし
『小僧』
低い声に私は固まる。間違いない。この声は宿儺だ
(悟をこの世から葬った張本人)
「出てくんな」
『変われ』
「はぁ?断る。なんで急に変わらなきゃいけないんだよ!」
『契闊』
契闊…?それって確か虎杖くんと宿儺の縛り
「こうでも言わんと小僧は変わらんのだ」
宿儺が自分から出てくるなんて有り得ない。こう積極的に動くのであれば、本編でも一話くらい動かせる程の内容が何かある筈だ
「どうして自分から出てきたの?」
私の問いに宿儺は面白可笑しく口角を上げた
「なに…大した理由にはならん。愚かな小娘が目に入ったものでな。一度顔を合わせたかったのだ」
(愚か?)
「私の何処が愚かだって?」
「知っていたか?お前とは一度、平安の世で会っておる」
普通に考えて有り得ない話だ
だって、だとしたら私は"呪術廻戦"という中に二度転生した事になる
(贅沢すぎんか(2回目))
「だから何?」
宿儺にとってたかが一度会っただけの人間でしょうに。鏖殺大好き宿儺様から見たら私はチリみたいなものじゃないの?
「輪廻の輪から抜け出せぬ愚かな小娘に、なぜ再びこの世に生を受けたか教えてやろうか」
「別にいい…平安の私は平安の私だし、今の私は今の私だから」
ぶっちゃけ平安に私が存在したならその記憶とかも欲しかったけど……今回は本当にたまたまな感じだろうし
「そうか、聞かなかった事を後悔しても知らんぞ?ただ一つ……人並みに知性のある呪霊には気をつけろ。取って食われるかもしれんからな」
宿儺と初めて話したけど…。最後の言葉はどういう事?知性のある呪霊?それって……
「お疲れサマンサー!悠仁〜、報告書まだ出してな…って名無し?何してるの」
「ごめんごめん、私が虎杖くんの事呼び止めたの」
(ストーリーに直接関わらないこの話のネタを振っても意味ないと思うし…そもそも根本的に色々崩れそうだし…)
黙っとこ…
「まぁいいや、明日は八十八橋の任務があるから悠仁も早く休みな。ちなみに名無しにも今回の任務は行ってもらう予定だから」
「え、八十八橋!?京都姉妹校交流会はやらないの?」
思わず言葉に出すと悟は面白そうに笑って私に視線を向ける
「交流会は君が少し来る前に終わっちゃったよ。交流会前に来なくてよかったね。危うく特級と殺り合う所だったから」
待てよ?八十八橋って確か……
(九相図が出る回だ!)
野薔薇ちゃんと虎杖くんのカッコイイ共闘シーン見れるやつだ!
「おーい、聞いてる?」
第一クールを思い出して頬を緩ませていたら悟が目の前で手を振る。『明日報告書よろ』それだけ言い残して悟は教室を出た
京都姉妹校交流会が終わってる。そんでもって24話にさしかかろうとしているってことは…
(私…虎杖くんが辛い時より後に来たんだ)
虎杖くんと仲良くなった非術師の男の子、吉野純平くん。あの子は真人にやられてしまう
通りで虎杖くんのテンションが落ちてる訳だ
「虎杖くん」
「…え?今度は何?」
ほとんど上の空。でも笑顔を忘れてないのは虎杖くんのいい所だ
「明日頑張ろうね。術師になっちゃったら嫌な事沢山あるかもしれないけど…私は虎杖くんと任務出来て嬉しいから」
「……うん!俺も名無し先生とは初任務だから嬉しい。気張ってこうな!」
(よかった、少し元気になったみたいで)
多分第一クールが終わった後に入る第二クール、懐玉・玉折は悟の夢の話だから再現されないとして…次に待つのは渋谷事変だ
(嫌だなぁ…どうBADENDを回避しよう)
「先生、夜飯付き合ってくんね?」
「ん、いいよ?何食べたい?」
「先生が行きたい場所でいい」
(わぁ…流石彼氏にしたらいい男になるであろうと話題の虎杖悠仁くん)
「んー、ファミレスでいいよ。虎杖くんのオススメな所ある?」
「オッケ!任せてよ!」
「アンタまだ残ってたの?」
後ろから野薔薇ちゃんのため息が聞こえた。それに続いて伏黒くんが教室を覗く
「五条先生は?」
「どこか行っちゃった」
「伏黒と釘崎は?これから先生とファミレス行くんだけど。夜飯決まってなかったら行く?」
虎杖くんの誘いに野薔薇ちゃんが目を輝かせる
「名無し先生とファミレス!?行く行く!どこ行くの?イタリアン?それともザギン行っちゃう!?勿論伏黒もくるわよね!」
野薔薇ちゃんの超高速トークに伏黒くんはたじろぎながら…でも『断ったらめんどくせぇやつ……』みたいな顔で「行く」と答えた
「決まりね!お腹ぺこぺこだったの!」
ルンルンと前を歩く野薔薇ちゃんに私はついて行く。平和なこの光景を守りたい。みんなの笑顔が続くように
さて、明日の作戦会議って所ね!