輪廻転生 連載中
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
朝日の木漏れ日で目が覚める
体も動くし脇腹に違和感もない
(でもここ、病院じゃなくない?)
「どゆこと……?」
なんか服装的にボロボロみたいだから怪我やらなんやらしたんだろうけど
やいのやいのと考えていたらまるで今さっき思い出したかのように記憶がパッと蘇った
「そう……だ。私…なんか大怪我して……意識失っちゃって……」
そうそう、鉄筋コンクリートか何かが頭の上に降ってきて……目をつぶってたから顔こそ見てないけど男の子に投げ飛ばされた記憶が……
(聞き覚えある声だったような気がするんだけど…)
取り敢えずここの病院?の人に話を聞かないと
「それにしても随分古臭い作りだな…」
木造建築?まるで高専みたいな…
(なんちゃって……)
ーガチャッ
「あれ、なんだ起きてるんじゃない」
突如開いた扉の前にいたのは茶髪のかわいい女の子
「伏黒ー、目ぇ覚めてるみたいなんだけど」
(伏黒?今伏黒って言った?釘崎野薔薇ちゃんみたいな子が伏黒って……)
「結構重症だったはずなんだけどな…。本当だ。もう起きて大丈夫なんですか」
ヒュッと喉奥が詰まる感覚。間違いない。この二人…釘崎野薔薇ちゃんと伏黒恵くんだ!
つまり私……
(呪術廻戦の中にトリップみたいなのしちゃった訳だ!?)
そりゃなんか前世?って言うのかな?記憶が残っててそのまま生活してたっちゃしてたけども!まさか呪術廻戦とは!?思わないじゃんッ!
(私……呪力持たぬ猿だったらどうしよう)
心配なのはそこだった
「ねぇ、アンタ」
野薔薇ちゃんが伏黒くんの前に出て口を開く
「ぇ……何?」
「名前、なんて言うの?記憶吹き飛んだりしてなけりゃ五条先生に報告しなきゃいけないから」
(ご……じょう先生?)
「私…名無し!」
「名無しさんね。伏黒、五条先生に伝えてきてくんない?」
「なんで俺が…」
「あら、一般人でもレディーの部屋よ?二人きりにさせる訳いかないじゃない」
シッシと伏黒くんを追い払う野薔薇ちゃんを見たまま私の思考は固まった
"五条先生"って言った。それってひょっとしてひょっとしなくとも……
「どうしたの?ちょ……何泣いてんのよ!まだどこか痛いの?」
「ッ…ねぇ……五条…悟は」
野薔薇ちゃんの不安そうな目に私のブサイクな泣き顔が映っていた
「悟……生きてるの?」
「はぁ?」
私は"戻って"トリップしているのかもしれない。五条悟が死ぬより前、うんん……渋谷事変が起きるよりうんと前に
もしかしたら私
助けられるかもしれない
俗に言う"BAD END回避"って奴で
体も動くし脇腹に違和感もない
(でもここ、病院じゃなくない?)
「どゆこと……?」
なんか服装的にボロボロみたいだから怪我やらなんやらしたんだろうけど
やいのやいのと考えていたらまるで今さっき思い出したかのように記憶がパッと蘇った
「そう……だ。私…なんか大怪我して……意識失っちゃって……」
そうそう、鉄筋コンクリートか何かが頭の上に降ってきて……目をつぶってたから顔こそ見てないけど男の子に投げ飛ばされた記憶が……
(聞き覚えある声だったような気がするんだけど…)
取り敢えずここの病院?の人に話を聞かないと
「それにしても随分古臭い作りだな…」
木造建築?まるで高専みたいな…
(なんちゃって……)
ーガチャッ
「あれ、なんだ起きてるんじゃない」
突如開いた扉の前にいたのは茶髪のかわいい女の子
「伏黒ー、目ぇ覚めてるみたいなんだけど」
(伏黒?今伏黒って言った?釘崎野薔薇ちゃんみたいな子が伏黒って……)
「結構重症だったはずなんだけどな…。本当だ。もう起きて大丈夫なんですか」
ヒュッと喉奥が詰まる感覚。間違いない。この二人…釘崎野薔薇ちゃんと伏黒恵くんだ!
つまり私……
(呪術廻戦の中にトリップみたいなのしちゃった訳だ!?)
そりゃなんか前世?って言うのかな?記憶が残っててそのまま生活してたっちゃしてたけども!まさか呪術廻戦とは!?思わないじゃんッ!
(私……呪力持たぬ猿だったらどうしよう)
心配なのはそこだった
「ねぇ、アンタ」
野薔薇ちゃんが伏黒くんの前に出て口を開く
「ぇ……何?」
「名前、なんて言うの?記憶吹き飛んだりしてなけりゃ五条先生に報告しなきゃいけないから」
(ご……じょう先生?)
「私…名無し!」
「名無しさんね。伏黒、五条先生に伝えてきてくんない?」
「なんで俺が…」
「あら、一般人でもレディーの部屋よ?二人きりにさせる訳いかないじゃない」
シッシと伏黒くんを追い払う野薔薇ちゃんを見たまま私の思考は固まった
"五条先生"って言った。それってひょっとしてひょっとしなくとも……
「どうしたの?ちょ……何泣いてんのよ!まだどこか痛いの?」
「ッ…ねぇ……五条…悟は」
野薔薇ちゃんの不安そうな目に私のブサイクな泣き顔が映っていた
「悟……生きてるの?」
「はぁ?」
私は"戻って"トリップしているのかもしれない。五条悟が死ぬより前、うんん……渋谷事変が起きるよりうんと前に
もしかしたら私
助けられるかもしれない
俗に言う"BAD END回避"って奴で