ありえねーだろ
まるで静かな恋のような
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「せーしょーたい?だっけ?」
天元様との適合者だって言う女の子
"天内理子"ちゃんは高層ビルから落下したせいで気を失っている
外傷はないみたいだから目を覚ますのを待つのが一番だ
「こうして見てると普通の女の子だよね。どこをどうしたら適合s「あ゛ぁッ!?」
うるさッ!
「ちょっと、理子ちゃん起きちゃうでしょーが!ボリューム下げてよ」
身動ぎをする理子ちゃんに構う様子もなく、悟は私にスマホの画面を見せる
「……え、なにこれ」
理子ちゃんと堂々の金額を掛けられた私の顔写真
「なんで?」
「知るか。こっちが聞きたいっての」
カコカコ携帯を触りながらため息をつく悟に私は声をかける
「…ね、悟。無限使わなくていいからね」
「何言ってんだよ」
「余計な体力使うなって話!私には悟が出来ない反転術式があるんだから。理子ちゃん優先ね」
多分、悟は理子ちゃんに無限をフル稼働で使う気だろう。そしたらきっと悟が持たない。それなら私の分はせめて使わずに少しでも体力を残した方がいいだろう
「私は私で頑張るよ。だから悟も頑張ろうね。傑もちゃんと理子ちゃんの事守ってあげてよね!」
「勿論、言われたことはやるさ。でも庇う時は庇うからね?君だって女の子なんだから」
う゛ッ……傑あざとすぎでしょ
「へぃへぃ……よろしくお願いしまぁす」
「ん゛……」
なんだかんだ言ってる内に理子ちゃんが薄らと目を開く。その顔は驚愕したように歪み、咄嗟に私達から距離を取った
「何者じゃ!お前たちも妾の賞金目当てでこんな事……を…」
パチッと目が合った。途端に理子ちゃんは構えていた両手を下げる
「確か……お前も賞金がかかっていたよな?…ハッ!まさかこの二人に脅されて!?」
「ちげーよクソガキ。むしろ助けてやったんだ。感謝しろよな」
悟が深々ため息をついた
「二人とも私と友達なの。デカイのが悟で、前髪の人が傑。よろしくね」
「味方なら良いのじゃ…。そうだ、黒井にもこの事を伝えねば!」
チーンと軽快な音を立てて開いたエレベーターの中から傑の呪霊と共に黒井さんが出てきた
「理子様、その方々は理子様を守るべくいらしてくれたのです。前髪の方…こちらの呪霊とても助かりました。ありがとうございます」
「やめてくれますか、その呼び方」
ケラケラと笑う私と悟に傑は深々とため息をつく
「じゃ、高専行こっか」
天元様との適合者だって言う女の子
"天内理子"ちゃんは高層ビルから落下したせいで気を失っている
外傷はないみたいだから目を覚ますのを待つのが一番だ
「こうして見てると普通の女の子だよね。どこをどうしたら適合s「あ゛ぁッ!?」
うるさッ!
「ちょっと、理子ちゃん起きちゃうでしょーが!ボリューム下げてよ」
身動ぎをする理子ちゃんに構う様子もなく、悟は私にスマホの画面を見せる
「……え、なにこれ」
理子ちゃんと堂々の金額を掛けられた私の顔写真
「なんで?」
「知るか。こっちが聞きたいっての」
カコカコ携帯を触りながらため息をつく悟に私は声をかける
「…ね、悟。無限使わなくていいからね」
「何言ってんだよ」
「余計な体力使うなって話!私には悟が出来ない反転術式があるんだから。理子ちゃん優先ね」
多分、悟は理子ちゃんに無限をフル稼働で使う気だろう。そしたらきっと悟が持たない。それなら私の分はせめて使わずに少しでも体力を残した方がいいだろう
「私は私で頑張るよ。だから悟も頑張ろうね。傑もちゃんと理子ちゃんの事守ってあげてよね!」
「勿論、言われたことはやるさ。でも庇う時は庇うからね?君だって女の子なんだから」
う゛ッ……傑あざとすぎでしょ
「へぃへぃ……よろしくお願いしまぁす」
「ん゛……」
なんだかんだ言ってる内に理子ちゃんが薄らと目を開く。その顔は驚愕したように歪み、咄嗟に私達から距離を取った
「何者じゃ!お前たちも妾の賞金目当てでこんな事……を…」
パチッと目が合った。途端に理子ちゃんは構えていた両手を下げる
「確か……お前も賞金がかかっていたよな?…ハッ!まさかこの二人に脅されて!?」
「ちげーよクソガキ。むしろ助けてやったんだ。感謝しろよな」
悟が深々ため息をついた
「二人とも私と友達なの。デカイのが悟で、前髪の人が傑。よろしくね」
「味方なら良いのじゃ…。そうだ、黒井にもこの事を伝えねば!」
チーンと軽快な音を立てて開いたエレベーターの中から傑の呪霊と共に黒井さんが出てきた
「理子様、その方々は理子様を守るべくいらしてくれたのです。前髪の方…こちらの呪霊とても助かりました。ありがとうございます」
「やめてくれますか、その呼び方」
ケラケラと笑う私と悟に傑は深々とため息をつく
「じゃ、高専行こっか」