ありえねーだろ
まるで静かな恋のような
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『うっわ、真っ暗じゃん。ここは?どこなの?』
シーン
なんの音もしない静かな空間。真っ暗で誰もいない
(私……死んじゃったの…かな?)
そりゃそうだよなぁ…
あれだけ刺されれば私が反転使えても流石に間に合わないだろうし。あの場に硝子がいるなら話は違えどいなかったし
『七海くん、灰原く〜ん!硝子〜!傑〜ッ!…悟……』
何度叫んでも無理か
死んでるんだもんなぁ…私……
(結局…悟に何も言えないまま終わりなんだ)
今更後悔したって遅いよね…
私、もう戻れないもん
「使い勝手のいい小娘がいるなぁ…」
私だけの空間に突如感じた邪悪な気配と笑い声。振り向いて目を凝らすといつかの記録で見たソレが口角を上げて笑っていた
『誰なの…?』
「何、俺を知らんのか?不便な時代になったものだ。お前も呪術師の端くれ…知らぬ事なかろう?」
ゾッとした
咄嗟に動いた身体は地面にくっつく。なぜって嫌な予感がしたから
「そうそう…それで良い。それが正解だ」
『ッ…は……』
何?苦しい……なんて圧力…プレッシャー?私の前にいるのはきっと…うんん、間違いない
(両面宿儺……)
「まぁ、喧嘩をしにお前の生得領域に入った訳ではない。なくすには惜しい人材が死にかけていたんだ。滑り込み、助けたとでも思え」
『どういう事…?』
宿儺が人間を助けるわけない
「五条悟とつるんでいるそうじゃないか。少々"保険"をかけておきたくてな」
『保険?』
宿儺がゆっくりと私に歩み寄る。私の体は動かない。恐怖なんかじゃなくて…正面の強力な呪力に抑え込まれてだ
「お前に縛りをやろう。一つ、"俺との約束を記憶から消す事"、もう一つ、"俺の核となり従順に動く事"。この二つだ」
『それを破った時…どうなるの?』
宿儺にそう問うと考え込むように視線をずらす。でもそれは一瞬で、再び口角を上げた
「破るも何も。お前はこの縛りを忘れる契約になっておる。約束も何もしていないと認知する。変わり、お前には生きてもらわねば困るのだ。よし…今から生き返らせてやろう」
『そんな、急に「黙れ。不愉快だ」
グルンッと視界が回った
なんでって考える暇もない
回った理由なんて一個だけ
頭を斬られたからだ
シーン
なんの音もしない静かな空間。真っ暗で誰もいない
(私……死んじゃったの…かな?)
そりゃそうだよなぁ…
あれだけ刺されれば私が反転使えても流石に間に合わないだろうし。あの場に硝子がいるなら話は違えどいなかったし
『七海くん、灰原く〜ん!硝子〜!傑〜ッ!…悟……』
何度叫んでも無理か
死んでるんだもんなぁ…私……
(結局…悟に何も言えないまま終わりなんだ)
今更後悔したって遅いよね…
私、もう戻れないもん
「使い勝手のいい小娘がいるなぁ…」
私だけの空間に突如感じた邪悪な気配と笑い声。振り向いて目を凝らすといつかの記録で見たソレが口角を上げて笑っていた
『誰なの…?』
「何、俺を知らんのか?不便な時代になったものだ。お前も呪術師の端くれ…知らぬ事なかろう?」
ゾッとした
咄嗟に動いた身体は地面にくっつく。なぜって嫌な予感がしたから
「そうそう…それで良い。それが正解だ」
『ッ…は……』
何?苦しい……なんて圧力…プレッシャー?私の前にいるのはきっと…うんん、間違いない
(両面宿儺……)
「まぁ、喧嘩をしにお前の生得領域に入った訳ではない。なくすには惜しい人材が死にかけていたんだ。滑り込み、助けたとでも思え」
『どういう事…?』
宿儺が人間を助けるわけない
「五条悟とつるんでいるそうじゃないか。少々"保険"をかけておきたくてな」
『保険?』
宿儺がゆっくりと私に歩み寄る。私の体は動かない。恐怖なんかじゃなくて…正面の強力な呪力に抑え込まれてだ
「お前に縛りをやろう。一つ、"俺との約束を記憶から消す事"、もう一つ、"俺の核となり従順に動く事"。この二つだ」
『それを破った時…どうなるの?』
宿儺にそう問うと考え込むように視線をずらす。でもそれは一瞬で、再び口角を上げた
「破るも何も。お前はこの縛りを忘れる契約になっておる。約束も何もしていないと認知する。変わり、お前には生きてもらわねば困るのだ。よし…今から生き返らせてやろう」
『そんな、急に「黙れ。不愉快だ」
グルンッと視界が回った
なんでって考える暇もない
回った理由なんて一個だけ
頭を斬られたからだ