ゲ〜ム
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
山手線ゲーム?
お前が飽きたって言うからさぁ〜
新しく作ったんだよ
"[#da=1#]"だけのためにね!
ゲ〜ム
「ね、忙しいとか言ってまたそんなつまらないゲーム作ったワケ?」
五条がま〜た、つまらないゲームを報告してきた。あー忙し忙し!とか言ってる五条がだ
「つまらないとか言わない。聞いてから感想聞かせてよ」
ムスッと頬を膨らます五条は私の高専時代からの馴染み。現在は硝子、私、五条とで高専教師を務める仲になっていた
「歌姫にそのゲーム通用した?」
「なんで先に歌姫にゲーム仕掛けに行ったって分かんの?」
「五条は誰かに試すの大好きじゃん」
成功するために誰かしらで実験してその反応を弄るの大好きなんだもん
「歌姫は非常に顔をしかめておりました〜(棒)」
「ぢゃぁやっぱつまらないヤツじゃん!ウケるんだけど」
「まぁまぁ聞く価値はあるって」
ケラケラといつもの如く笑う五条に私もいつもの如く笑い返して椅子に座りながらさっき鉢合わせた硝子の奢りのいちごミルクを一口飲んだ
「五条悟のだぁ〜い好きな人の前で山手線ゲーーム!」
(なんだ結局山手線ゲームじゃん)
呆れたァ…こりゃ歌姫も顔しかめるわ
『(拍手)気付かない♪
(拍手)高専から気付かない♪
(拍手)今も気づかない♪
(拍手)結構アプローチしてるのに気付かない♪』
「ふ〜ん、五条でも好きな人出来るんだ。激重じゃん、好きになられた人可愛そ…」
唐突に拍手が止まる
五条が向かいのテーブルに座ってまたムスッと頬をふくらませてテーブルにうつ伏せになった
「なになに〜?私ならいい反応すると思った?慰めてやろうか!よしよーし!!」
「…五条悟の好きな人暴露ゲーム」
(また!?)
でも歌じゃないなこれ
聞いてやるか
「わざわざ無下限解いて触れさせてる。いちごミルクだって硝子に買わせてこうなるように仕向けたのに」
五条がズルズルと腕を動かして私のいちごミルクに手を伸ばした
「あ゛ー!バカッ、飲むな!」
と言っても私のいちごミルクは既に五条の無下限領域内。触れなかった
(全部飲む気だぞコイツ)
「オ゛ッエー…」
「お前さ、僕の事なんだと思ってる?こんなに言っても分からない?」
五条が深々ため息をついていちごミルクを私の口にねじ込んだ
「流石に"そーゆーコト"知らないって年齢じゃないだろ?」
「…あの、ねぇ……」
いつものオフザケより度が過ぎてる
そしてこれが"オフザケ"じゃない事くらい、今のでも充分に分かった。でも私は微かに『な〜んちゃって』の可能性を脳裏に残してクスッと視線をズラして笑った
「そうやってさ…簡単に、遊ぶものじゃな」
一瞬
本当に一瞬だった
口元に温もりを感じて、ふんわりと五条の香りがした
「お前本当に昔からバカだしガキだからさ、これより先もやらなきゃ分かんないワケ?」
再び近づく距離
私はそこから遠ざかるようにして下がって、口を塞ぐ
「ハハッ、分かってんじゃん。今さ、チューされると思ったでしょ」
「…」
「僕が今から何しようとしてるのか、自分に対してなんの感情が注がれてるのか分かってたから口塞いだんだろ?」
当たりだよ
全部大正解だよ
五条がマジなのも、これが遊びじゃないのももう分かったから
「分かった。降参するからもう私に触らないでよ」
「あ゛ぁん!?」
でもこれだけは言える
「五条とは付き合えません」
「こんなにナイスルッキングガイなのに!?」
そうだよ
「ナイスルッキングガイでも五条悟とは付き合えません」
なんでなんて聞かないでね
「理由聞かせてくれなきゃ一生付け回してやる」
「五条が"五条"だから」
「…」
ほらその顔
ね、分かったでしょ?
「ただそれだけだよ」
私の都合がすこ〜し悪かっただけ
頭のいい五条なら分かるはず
そうでしょ?五条悟
END(?)
お前が飽きたって言うからさぁ〜
新しく作ったんだよ
"[#da=1#]"だけのためにね!
ゲ〜ム
「ね、忙しいとか言ってまたそんなつまらないゲーム作ったワケ?」
五条がま〜た、つまらないゲームを報告してきた。あー忙し忙し!とか言ってる五条がだ
「つまらないとか言わない。聞いてから感想聞かせてよ」
ムスッと頬を膨らます五条は私の高専時代からの馴染み。現在は硝子、私、五条とで高専教師を務める仲になっていた
「歌姫にそのゲーム通用した?」
「なんで先に歌姫にゲーム仕掛けに行ったって分かんの?」
「五条は誰かに試すの大好きじゃん」
成功するために誰かしらで実験してその反応を弄るの大好きなんだもん
「歌姫は非常に顔をしかめておりました〜(棒)」
「ぢゃぁやっぱつまらないヤツじゃん!ウケるんだけど」
「まぁまぁ聞く価値はあるって」
ケラケラといつもの如く笑う五条に私もいつもの如く笑い返して椅子に座りながらさっき鉢合わせた硝子の奢りのいちごミルクを一口飲んだ
「五条悟のだぁ〜い好きな人の前で山手線ゲーーム!」
(なんだ結局山手線ゲームじゃん)
呆れたァ…こりゃ歌姫も顔しかめるわ
『(拍手)気付かない♪
(拍手)高専から気付かない♪
(拍手)今も気づかない♪
(拍手)結構アプローチしてるのに気付かない♪』
「ふ〜ん、五条でも好きな人出来るんだ。激重じゃん、好きになられた人可愛そ…」
唐突に拍手が止まる
五条が向かいのテーブルに座ってまたムスッと頬をふくらませてテーブルにうつ伏せになった
「なになに〜?私ならいい反応すると思った?慰めてやろうか!よしよーし!!」
「…五条悟の好きな人暴露ゲーム」
(また!?)
でも歌じゃないなこれ
聞いてやるか
「わざわざ無下限解いて触れさせてる。いちごミルクだって硝子に買わせてこうなるように仕向けたのに」
五条がズルズルと腕を動かして私のいちごミルクに手を伸ばした
「あ゛ー!バカッ、飲むな!」
と言っても私のいちごミルクは既に五条の無下限領域内。触れなかった
(全部飲む気だぞコイツ)
「オ゛ッエー…」
「お前さ、僕の事なんだと思ってる?こんなに言っても分からない?」
五条が深々ため息をついていちごミルクを私の口にねじ込んだ
「流石に"そーゆーコト"知らないって年齢じゃないだろ?」
「…あの、ねぇ……」
いつものオフザケより度が過ぎてる
そしてこれが"オフザケ"じゃない事くらい、今のでも充分に分かった。でも私は微かに『な〜んちゃって』の可能性を脳裏に残してクスッと視線をズラして笑った
「そうやってさ…簡単に、遊ぶものじゃな」
一瞬
本当に一瞬だった
口元に温もりを感じて、ふんわりと五条の香りがした
「お前本当に昔からバカだしガキだからさ、これより先もやらなきゃ分かんないワケ?」
再び近づく距離
私はそこから遠ざかるようにして下がって、口を塞ぐ
「ハハッ、分かってんじゃん。今さ、チューされると思ったでしょ」
「…」
「僕が今から何しようとしてるのか、自分に対してなんの感情が注がれてるのか分かってたから口塞いだんだろ?」
当たりだよ
全部大正解だよ
五条がマジなのも、これが遊びじゃないのももう分かったから
「分かった。降参するからもう私に触らないでよ」
「あ゛ぁん!?」
でもこれだけは言える
「五条とは付き合えません」
「こんなにナイスルッキングガイなのに!?」
そうだよ
「ナイスルッキングガイでも五条悟とは付き合えません」
なんでなんて聞かないでね
「理由聞かせてくれなきゃ一生付け回してやる」
「五条が"五条"だから」
「…」
ほらその顔
ね、分かったでしょ?
「ただそれだけだよ」
私の都合がすこ〜し悪かっただけ
頭のいい五条なら分かるはず
そうでしょ?五条悟
END(?)
1/1ページ