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虐められないけど過保護に成りました




嬉し懐かし
修学旅行

今は班を決めてから、
コースの仮案を出す
感じなんだけど

僕は速攻
かっちゃんに掻っ攫われ
膝に乗せられました

前世での僕は余り者
だったから、早々に班が
決まったのは嬉しいけど
膝に乗せる意味あった?



「なぁ、勝己
修学旅行の班決めだけどさ
勝己、緑谷、俺と、後の
女子三人どうすんだ?」

「あ?んなもん適当にやっとけ
取り敢えず俺とデクを邪魔しない
奴ならだれでもいい」

「えぇ~…そんな奴、腐女子位しか
いねぇだろ…そんな強者何処に…


あ、いた…あそこでめっちゃアイコンタクト
送ってきてる…」

「じゃあ、そいつらでいいだろ」

「緑谷以外の奴にはとことん
適当だな…

おぉ~い、そこの女子三n…」

「「「ありがたく御呼ばれします!」」」

「食い気味ぃ…」



あぁ、昔は僕も
そっち側だったのに
今はネタに成る側なんだよね

ここのポジションも
なんだかんだ幸せだけど
そこが惜しいよ…


「決まったんなら
さっさと紙に名前書いとけ」

『こんな体制でゴメンね
ちょっと、僕手が離せないから
名前書いてもらってもいいかな?』


あぁ、申し訳ない
かっちゃん、せめて自分の名前は
書こうよ


「申し訳ないなんいてとんでもない
それくらい幾らでもやるわ!」

「そうよ、緑谷君!
貴方は爆豪君とくっ付いてて
くれればいいのよ!」


「邪魔なんて絶対しないわ!
二人のベストショットを
命がけで撮りまくるわよ!!」


気持ちはわかるけど
命はかけないでぇ

そして最初の子
さらっと心を読むんじゃない


「それにしても、中学生になったから
そろそろ見苦しくなるかと思ったが
緑谷は細くて童顔だし、勝己は
年の割にゴリラだしでそんな違和感ねぇな」


「あ"?デク見んじゃねぇ!」

『突っ込むのはそっちなの!?
ゴリラにはノータッチ!?』


「ほら、デクは動くんじゃねぇよ」


えぇ~…



「あぁ、眼福…」

「修学旅行にはメモリー大量に
持って行かないと!」

「薄い本がアツク成るわぁ」


「紙は提出しとくからごゆっくり~」



もう皆慣れちゃってるなぁ…


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