06
夢小説設定
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バスタオルで身体を包み、一番奥の部屋に連れて行く。広いため個室の数も十分にあり、今日この部屋は美羽と皐月の部屋になる予定だ。
「外で待ってるから。着替えろ」
『…うん』
美羽に声をかけて、部屋の扉を閉める。ふーっとため息。初っ端からめちゃくちゃ疲れた。
美羽は完全に押しに弱いところがある。途中で静止を入れてやらなくては、からかわれたまま好き放題にされてしまう。アイツら変態はまじで危険である。
『サソリくん』
暫くそのまま待っていると、トントン、と扉を叩かれた。着替え終わったのかと思って中を覗くと、まだバスタオルに包まれたままの彼女の姿。美羽は上目遣いにじっとオレを見ている。
「どうした?」
『……』
またもじもじする。なんだよ、とオレ。
美羽は悩むような仕草を見せた後、静かに言った。
『…見る?』
「は?」
素っ頓狂な声を出してしまったオレに、美羽は続ける。
『さっき、あとでゆっくり見るって言ってたから。見るのかなって』
「……」
確かに、言ったけど…。オレはまた首筋を掻いた。コイツはオレの発言を律儀に守ろうとしすぎる。
「そりゃ…見たいか見たくないかって言ったら見たいけど」
『……』
「でも、恥ずかしいんだろ。無理しなくていい」
美羽はオレに一歩近づいた。反射で身を引きそうになる。
『いいよ』
「……」
『サソリくんなら見てもいいよ。というかサソリくんのために水着買ったから』
そう言われてしまうと、断れない。断る理由もない。
オレは部屋に足を踏み入れた。今日きたばかりなのに、既にここは女子の香りがする。
「じゃあ…失礼します」
『どうぞ』
美羽の肩からバスタオルを落とした。ラッシュガードのチャックを下ろすと、先ほど見た白が再び現れる。
「……」
オレはまじまじと見つめた。美羽の白い肌を細部まで見る。確かに、どこぞのAV女優より綺麗な身体である。エロいというより、美しい。身体のラインが洗練されていて芸術的だ。
『…何か言って』
舐めるように見つめているオレに、美羽が頬を染めながら言った。
「悪い。凄く綺麗で、つい」
『こういうの、好き?』
「好きじゃない、大好き」
もー、と美羽が笑った。オレは美羽の体になぞる様に触れる。彼女がビクッと震えたのがわかった。
「鎖骨、華奢で可愛い」
『……』
「胸は前も言ったけど好きだし」
『……』
「くびれのラインも滑らかで、凄くタイプ」
指で腹までなぞって、言った。
「後ろ向いて?」
美羽が恥ずかしそうに目を伏せる。しかし嫌そうな様子はなかった。大人しくオレに背を向ける。
うなじから、背中へ。指をツーっと滑らせる。
プリッとした尻が、水着に隠されず目に触れる。
せっかくなので屈んで、まじまじと見た。
「…思ったより、小さいな」
入んのかな、と心の中で思った。尻の大きさとアソコに相関性はないかもしれないが。
美羽は手で尻を隠す。
『…恥ずかしいから、これ以上はダメ』
「もう少し。いいだろ?」
オレの言葉に美羽は押し黙る。またオレに流されているようだ。
心配になるが、もう少し見たい気持ちに嘘はつけない。ううん、とオレは唸った。
「こんなにじっくり女の身体見たのは初めてかもしれねえな…」
『…そうなの?』
「ヤる時は、基本電気消すし。あんまり真剣には見ないな」
美羽は小さな声で、ふぅんと呟いた。
オレは彼女の太腿に触れた。またビクッとする美羽。オレは脚フェチなのだ。胸や尻の直接的なエロより、脚の曲線美に興奮する。
真っ白で、程よく肉付きの良い腿。スカートの時は見えない部位を目に焼き付ける。
「あー、いい。ここたまんねえな。挟まれたい」
『挟むって…』
「手、挟んでみて」
美羽の太腿の間に手を差し入れる。これくらいはいいだろうという勝手な判断だ。
美羽は困惑した面持ちで、オレを見下げた。
『なんか…凄く変態的なことをされてる気がする』
「アホか。男は変態だってさっき言ったろ」
『…まあ、いいけど』
挟むくらいなら、と美羽は脚を閉じた。ムチムチの太腿に手が捕えられる。めちゃくちゃ興奮した。
「たまんねえ…」
『これで?』
「ばっか。これがいいんだよ。最高にエッチな太腿。大好き」
ちゅ、と腿にキスをする。すると美羽が顔を真っ赤にしてオレから離れた。
『っ、今日はこれでおしまい!』
「えー。もう少し」
『だめ!』
美羽はしっしとオレを手で追い払う。オレは言った。
「なあ、スク水も着て」
『え』
「見たい。な、いいだろ?」
美羽が虚な目でオレを見る。オレは爽やかな笑顔でもう一度、着て?と言った。