雑記
銀魂ザファイナル感想
2021/01/16 22:032回目を観てきました。1回目を観たときよりも気持ちが落ち着いた気がするので、とりあえず感想をまとめてみました。
もうね、もう、ショックが大きいんですよ。ストーリーの展開は原作で予習済みだったけど、それにしたってダメージが大きすぎました。
(映画の感想というか原作についてもいろいろ語ってます、ごちゃ混ぜです、でも一応映画の感想という体でお願いします)
銀魂の終わり方として、ショックは大きいけど納得させられる最後だったなと。ハッピーエンドじゃない、私からしたらバッドエンド寄りなんじゃないかという終わり方も、みんな痛み分けで傷を負って終わったと思うと銀魂らしい最後なんじゃないかなって思いました。銀魂って当たり前のように理不尽や不安や後悔がそこらへんに転がってて、それを取り除くんじゃなくてそういった苦しみとどうやって共存していくかって物語だと思うので、読者の一人としてはその苦しみを簡単には受け入れられないこともありつつ素直に納得させられる終わり方でした。完結したといっても銀魂の中の世界はまだまだ続くし、それが実感できるのはそれほど銀魂が日常に溶け込んでいたんだなあと。だからこそ今は、映画を観てこんなにも打ちひしがれているんですけど(泣)
(映画ネタバレ注意)
原作にはない回想シーンがたくさんあって、どこか走馬灯のようなものを感じて苦しくなりました。後ろ(BGM)で、この目蓋の奥に、を流すのは反則だと思います。
対虚。将軍暗殺篇での高杉と銀さんの激闘だったり、二年前のアルタナの光を浴びながらの虚との交戦、幼少期の高杉と銀さんの稽古の様子など、代わる代わる挟まれていたのがひどく印象に残っています。そして一瞬映る、花火に照らされた高杉と銀さんの邂逅。この一連の演出は、虚を斬ること=高杉を斬ることを表現しているのかなと私は考えていたんですが、一緒に映画を観に行った友人は「高杉は銀さんが虚の太刀筋を読めるように、昔と同じように高杉として刀を振るっていた」と言っていて、ああ、素敵な解釈だなと目から鱗が落ちました。
エンディングで轍が流れて、その最初のサビのところの天候がどしゃ降りの雨だったことになぜか胸がぎゅっとしました。前向きな曲調と歌詞に対して、大雨の中がむしゃらに走る銀さんの姿。それが坂田銀時が万事屋になる前の暗い時期だったり銀魂という物語の大筋を思い起こさせて、どうにも刺さってなりませんでした。銀魂って基本的にとてもしんどい物語だと思うんですよ。そのしんどさの中にささいな幸せだったりちょっとした希望を見つけるのが銀魂のキャラクターたちの生き様だと思うんです。こういう演出をしてくるので、エンディングまで気が抜けないなと思いました。
まだまだ感想は尽きないのですがいかんせん語りたいことが多すぎてまとめきれないので、また後日感想を投げたいと思います。
公開初日に映画を観たときは苦しいばかりで泣けなくて、今日2回目のザファイナルもやっぱり苦しくてそればっかりで。でも少しずつ自分の中で消化していって、銀魂ってどうだったかな、高杉の人生ってどこまでも真っ直ぐだったな、とかいろいろ振り返っていたらふいに感極まってぼろぼろ泣いてしまいました。これだから銀魂はやめられない、苦しくてしかたないけどこれが銀魂なんだ、って思わせてくれることそれ自体にもはや感謝したいですね……(笑)
もうね、もう、ショックが大きいんですよ。ストーリーの展開は原作で予習済みだったけど、それにしたってダメージが大きすぎました。
(映画の感想というか原作についてもいろいろ語ってます、ごちゃ混ぜです、でも一応映画の感想という体でお願いします)
銀魂の終わり方として、ショックは大きいけど納得させられる最後だったなと。ハッピーエンドじゃない、私からしたらバッドエンド寄りなんじゃないかという終わり方も、みんな痛み分けで傷を負って終わったと思うと銀魂らしい最後なんじゃないかなって思いました。銀魂って当たり前のように理不尽や不安や後悔がそこらへんに転がってて、それを取り除くんじゃなくてそういった苦しみとどうやって共存していくかって物語だと思うので、読者の一人としてはその苦しみを簡単には受け入れられないこともありつつ素直に納得させられる終わり方でした。完結したといっても銀魂の中の世界はまだまだ続くし、それが実感できるのはそれほど銀魂が日常に溶け込んでいたんだなあと。だからこそ今は、映画を観てこんなにも打ちひしがれているんですけど(泣)
(映画ネタバレ注意)
原作にはない回想シーンがたくさんあって、どこか走馬灯のようなものを感じて苦しくなりました。後ろ(BGM)で、この目蓋の奥に、を流すのは反則だと思います。
対虚。将軍暗殺篇での高杉と銀さんの激闘だったり、二年前のアルタナの光を浴びながらの虚との交戦、幼少期の高杉と銀さんの稽古の様子など、代わる代わる挟まれていたのがひどく印象に残っています。そして一瞬映る、花火に照らされた高杉と銀さんの邂逅。この一連の演出は、虚を斬ること=高杉を斬ることを表現しているのかなと私は考えていたんですが、一緒に映画を観に行った友人は「高杉は銀さんが虚の太刀筋を読めるように、昔と同じように高杉として刀を振るっていた」と言っていて、ああ、素敵な解釈だなと目から鱗が落ちました。
エンディングで轍が流れて、その最初のサビのところの天候がどしゃ降りの雨だったことになぜか胸がぎゅっとしました。前向きな曲調と歌詞に対して、大雨の中がむしゃらに走る銀さんの姿。それが坂田銀時が万事屋になる前の暗い時期だったり銀魂という物語の大筋を思い起こさせて、どうにも刺さってなりませんでした。銀魂って基本的にとてもしんどい物語だと思うんですよ。そのしんどさの中にささいな幸せだったりちょっとした希望を見つけるのが銀魂のキャラクターたちの生き様だと思うんです。こういう演出をしてくるので、エンディングまで気が抜けないなと思いました。
まだまだ感想は尽きないのですがいかんせん語りたいことが多すぎてまとめきれないので、また後日感想を投げたいと思います。
公開初日に映画を観たときは苦しいばかりで泣けなくて、今日2回目のザファイナルもやっぱり苦しくてそればっかりで。でも少しずつ自分の中で消化していって、銀魂ってどうだったかな、高杉の人生ってどこまでも真っ直ぐだったな、とかいろいろ振り返っていたらふいに感極まってぼろぼろ泣いてしまいました。これだから銀魂はやめられない、苦しくてしかたないけどこれが銀魂なんだ、って思わせてくれることそれ自体にもはや感謝したいですね……(笑)