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夕焼け色のソナタ



夕焼け色のソナタに染まる頃…
切ない声が胸に響いたよ…
遥か遠い昔に憧れた…
おとぎ話が今も風と舞う…

何処か…何処か
遠くに行きたくて
街角をまっすぐに
突き抜けて歩いた…
もっと先に行けば
いつかは…夢の国を
見つけられそうで

ひとりぼっち…人込みに埋もれ…
時間だけが…
ひたすらに過ぎて
いつの日か、消えかけてた
胸の奥のメロディー…

夕焼け色のソナタに染まる頃…
切ない風が胸を
締め付ける
遠い昔に忘れたはずの思い…
今更に私を操るの…


赤い夕日揺らいでる彼方…
おとぎのくには太陽の隣り…
歩けど…けして届きはしない…
わかっていた…筈なのに…

夕焼け色のソナタに染まる頃
風が私に囁きかけた…
なんだか…おかしく
なってしまったみたい
帰り道とは逆に歩き出した…

夢をみたら
みただけ…背伸びして…
手を延べて空に向かって望む…
どうか…どうか…
私を…連れてって…

ただ…届かない
願いだけを…
抱きながら…
ひたすらに歩いた…
顔を上げたら…
赤い太陽が…
全てを照らし出してた

夕焼け色のソナタに染まる頃
優しい風が私をはこんだ…
過去にも未来にも
飛んで行けるの…
私の思い…
今は風と舞う…

やっと、私も気がつけたみたい…
解き放たれ、私も風と舞う…
何処までも…何処までも…飛んで行ける…

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