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只の詩…の様なモノ

~土くれの歌~


凡庸言えば然り…
誰かと特にも異ならず…
そんな日々持久するにも、なりに必死…
いつしか息もしなくなり、只の土くれに還るのだと
知って居るのに無駄に生き繋ぐ
明日にあるだろう絶望を知りたく無いから…
命は刹那、閃き…

本当ハ何度モ死ンデイルノニ、思イ出ス術ガ無イ

生ニ執着シテイルノ?
即チ只ノ本能ネ

恐ろしき物
醜イモノ
ありふれ溢れ…
微風さえ私の命、擦り切れさせるから
「私」と言う駆体
状態は…
怖ろしく脆弱で不安定…

次第にジワリと死んで逝く…
晴れた日に太陽に灼かれる水たまりにも似て…

命とは繋がなければ不能にナルト…
存在価値を其れで終わらせるのは余りにもサミシク…

私ハ其ノ心ノ隅に居続ケタイ…

百年モ…千年モ
アナタの命ト共ニ
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