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夢中で狭い通路を走っているうちに少し開けた所に出た。
ここのメンツが居間として使っている場所である。ハッチの間にある狭い空間を利用しているので、ごみごみとして日用品が雑他に積まれているが何となく落ち着く場所である。
「……何かヤバかったなぁ」
と溜め息を吐き壁にもたれる。
「おぉ?タロウどうしたのかの?」
居間の隅でお茶を飲んでいた褐色の肌の少女、エマイユが話しかけてきた。
「今ティマさんの仕事の手伝いしてたんだけど…ちょっと…」
と苦笑いすると、
「あ奴から、怪しげ、発明、研究を取ったら良い所無いからの…」
と褒めてるのかどうかよく分からない返事をする。…とにかくここでのティマの暴走っぷりは日常茶飯事の様だ…。
「それよりもわらわとお茶でもせぬかの…一人で退屈して居ったのじゃが…」
嬉しい誘いだが…
「でも…まだ手伝いがあるし…」
そう言った俺を、彼女ははっきりとした睫毛とアイラインの大きな瞳でチラリと見つめ返し
「そう遠慮するでないタロウ…皆そんなにカツカツしてる方が変なのじゃ」
とマイペースに言い返した。
…よく考えればティマと顔を合わせるのもしばらく嫌だし…。
「では…遠慮せず少し休んでいくよ。」
…俺は穴のたくさん空いたソファーに腰を降ろした。