ようこそ愛しのボロ船へ!
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住み込むからには何か手伝いをしようとは思ってたが…
「タロウ、早速だが部品の整理を手伝ってくれ…」
眼鏡の謎の男ティマに声を掛けられた…。微妙にやな予感。
………………ひゃあ!
倉庫に行くと人が通るのがやっとの空間で、箱が壁の様になり天井までぎっしり詰まっていた。
部品のリストを見ると…頭が混乱しそうだ…ありえない位の数字や記号がなぐり書きで羅列されている。ほとんど理解不能に近い。
「ざっと二万種類位か…」
ティマは何やら箱を満載にした台車を押して来た。
「にっ…二万種類って…。」唖然とする俺に
「何だ?…ここにある奴の2%も満たないぞ」
とティマは答える。
細く果てしない分類作業を続ける…。それにしてもこの人、何者だろうか…。
「あのう…ティマさんって何の仕事してるんですか?」
恐る、恐る聞いてみる。
「見ての通りだが…。」
…そう言われても、いわゆる科学分野において危なげな人にしか見えないが…。
「えっ…ええと…これここですか?」
分類のよく分からない箱を差し出したその時
…ゴトッ!
箱の中身が転がり落ちた。
中身は金属製の入れ物で、何やら危険印っぽい黄色いマークがある…。
「気をつけろ!中身が漏れたらケイレンして泡を吹く…」
慌てて入れ物を起こすティマ…。ケイレンって、どんな毒物ですか…。
見れば見る程怪しいモノばかり…。こっちの袋からは花火みたいな匂いがするし…。