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りっぷの伝説


…と言うかもう話違い過ぎるし

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「ソッそれはぁ!?」

…明らかに不気味なオーラを放つその物体に小人は後退りました。
そのいわくありげな物体を大事そうに撫でながら姫?は言います。

「これは家宝の秘密のお守りチョメゴン様じゃ!これに生け贄を999人捧げればわらわは世界の王…
げふん!

いや、城に戻れるのじゃ!ウケケケ」

「うわぁ!」

余りの恐ろしさに小人は逃げだしました…。

「何じゃ?何処に行くのかのぉ…冗談に決まっておろう!ほほほ」

「え?冗…談ですか?(本当に?)」

…怪し過ぎる。
絶対怪しすぎるし。

「ラブリーじゃろ♪」

と言う姫?の問いに小人は固まりつ小声で

「…ハイ」

と答えました。

「そろそろ家に戻ろうかの…」

と姫?は歩きだしました。
小人はその時気になり過ぎていた事を切り出しました。

「あっあのう…そういえばさっき仲間が姫…?様の後を追いかけて行ったはずなのですが見ませんでしたか?」

「あぁ…アイツならのぅ…わらわの素敵な冗談が分からなかったのでな…
喰った」


「今、何とおっしゃいました?…」

冷たい汗がドッと流れ出す小人でした…。

「そんな事より夕ご飯じゃぁ♪」

姫?がご機嫌に家に入ろうとしたその時です!
…ガサガサガサ!
草むらの中から何かが飛びだしました!
なんだ?

もはや何が出ても驚かない気もするが…
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