りっぷの伝説
七人の小人達は悩んでいました。
「今日こそあいつを追い出してやる!」
姫と名乗るそいつは彼等の食料を食らい尽くし図々しく居座っているのです。
…今は出掛けていますが…。
そのとき!
ズシーン!
激しい地響きがして…
「奴が帰って来たぞぉ」
と、慌てふためく小人達…。
「おぬしら何か話しておったのかの?」
そう…巨大なあいつが扉から顔を出しました。
「ええと、今日の夕食のことです」
「それなら心配ないぞよ!さっきわらわが森で拾って来てやった」
…ズルズルズルと何かを出す姫?
謎の物体:きしゃーがるるる!
姫?にボコボコにされたらしく原形をとどめていない訳で…。
「こいつを料理してたも♪」
と言ってご機嫌に奴はまた出て行きました。
とにかくあいつの正体を突き止めないと…小人達はこっそり奴に近付き確かめる事にしましたが…