恐怖に眼を閉じて…落ちて行った私だったが…。

「！…（あれっ…）」
何処かにふわっと収まった。

「大丈夫か…？ケイスン…」

眼を開けると石白君の顔が目前に…何故か抱きかかえられている。此処って…まさか天国？

「うん…もちろん大丈夫よ♪（幸せ）」

一瞬ウットリしたが…。

「うぎゃあ！…重いぃ…誰かヘルプミー！」

…と、足下から酷い悲鳴が聞こえたので我に返る…。
事態は大体分かった…私とアンディはやはり落っこちて助け起こされたのだ。

しかし…何故か、我が息子…じっくんの奴が…アンディに潰されて足下でひっくり返っていた…。
アンディは気絶しているらしく…グッタリしている。

「アンディ！…しっかりしてっ！」

石白君からは残念だが…離れて、アンディに呼びかけた。