■本発行：未発行(予定無し)
■泉野作・完全オリジナル
　原案：2007年頃完成
■旧HPより移動&加筆修正：2024年11月17日

---

■あらすじ■

---

　年の瀬迫った頃、本庁が定める特別勤務体制『年末特別警戒』で連日待機の第五隊。
気持ちを新たにした勇磨と雛の間柄と、隊を取り巻く事態はどうなっていくのでしょうか。

■同時間軸：和泉サイド『月は照らす』

---

■解説■

---

　クリスマスは小暮氏の話が面白かったから、自分(原作者)では書かなかった。
せめて年の瀬・大晦日辺りは書きたいと思ったところから始まった話です。

コメディー思考で書き始めた筈なのに、どちらかと言うとのんびり系になってしまいました。
なので、「再編成なんて大問題があっても、第五の彼らはマイペースで構えてるよ」といった雰囲気を入れてあります。
ライトスタッフであるが故、という設定です。
「第二のように解隊しなかった」からだろう、というのは置いといて。
物語が重い(シリアスな)世界になっても、「雛達は元気で頑張って欲しい」という原作者の願望も入っているかも知れません。
頑張るお巡りさん大好き生物なもので。

　『共有-ユニゾン-』と『傍観』は、最初と最後で外伝の『月は照らす』も含めた「特警隊再編成問題を跨いだ時間設定」となっています。
この話はSS規格なので短いですが、再編成問題を乗り越えて成長する主人公達を描こうという目論見の下に作られました。
組織物としてはお約束の解散問題を持ってきたのは、安直かも知れませんが……