もう一つの星

■本発行:未発行(予定無し)
■泉野作・完全オリジナル
 原案:2007年頃完成
 加筆修正版:2024年1月完成
■旧HPより移動&加筆修正:2024年09月04日
■あらすじ■
 下水道での大捕り物から一週間後。
第五特警隊へ来訪したのは、出動のきっかけとなった人物でした。

■前日談:和泉サイド『距離、それから捕捉へ』
■後日談:光榊サイド『月影の焔』
■解説■
 STMの話中で改訂しきれなかった設定達を、補う形で作った話です。
雛達に、和泉という『第五以外の隊の関係者を引き合わせる事』を中心としています。

夢の森以外の隊を紹介がてらに書こう、と考えたのが始まりでした。
しかし、本編へ絡む和泉と周囲の第二隊だけで終わってしまう結果に…
仕方ないので、和泉を通じて『雛の両親の事』と『特警隊の前身について』紹介してしまおうと、話の持って行き方を変えてしまいました。


 小暮氏のお遊びから始まった、和泉の設定について。
STMの原文中・泉野の件から、当初は巡査で雛とは同い年だけど訓練校のクラス違いな同期と言う設定を考えていました。
しかし、それでは裏で色々と奔走させにくかった。
結果、年齢と階級を上げて隊長職とし『雛と対の存在』という設定を加えました。
当初の設定は、STMの舞台となった事件の裏側で暗躍していた和泉が『とある偽装設定』として用います。
外伝『日陰を進む星』にてご確認いただければ幸いです。

【2024.01加筆修正版】
 外伝に載せるSTMの第二隊サイド話に併せ、文章の一部を改修し加筆しました。微妙に増えています。
今回第五を訪れたのは和泉だけですが、他の隊長の事も少しだけ触れてみました。
長コンビが語る先駆隊の思い出も、若干増やしてあります。
辻褄合わせと裏設定のオンパレードです。

 元の文章では元気一杯だった和泉を、外伝に併せおとなしくさせました。
…うん、隊長だし。
前日までどう向き合うべきか、思い悩んでましたからねこの人。
1/4ページ