先に帰ってきていたサラマン・コネシマチームはトントンに事情を説明していた。

トン「で、そのサラマンさんこの世界は悪夢を見るっていう解釈でええんか？」

千「その解釈であってます。それでですね…」

千代間 紗良はここから出るための方法、この世界の仕組みなど諸々の事を話した。

トン「何か、サラマンさんには理不尽な条件やなぁ…」

千「そうなんですよ…あ、あと私のことさん付けしなくていいですよ。サラマンちゃんとかサラちゃんって呼んでもらって…そっちの方が気が楽なんで」

トン「じゃあサラちゃんって呼ばせてもらうわ。でや、さっきタブレット取ってきたんやけどメモ①っていうのと快眠の鍵っていうのが入っとったで」

コネ「ちょっとよう分からんなそのメモっちゅーの読んでくれんか？」

トン「それがな『ル』としか書いてないんよ」

千「『ル』だけですか…」

トン「まぁ、それはいいとして快眠の鍵なんよな…」

千「それ、ゲームマスターに質問してみたらどうですか？」

コネ「それもそうやな！」

トン「ゲームマスターなんて奴がおるんか？とりあえず聞いてみるか…どうやって聞くん？」

千「質問アプリがあるんでそれで質問できますよ」

トン「ああ、このアプリかそれじゃあ質問してみるわ」

トントンは『快眠の鍵って何ですか？』と質問してみた。

『快眠の鍵は水槽に使うことで使った水槽の中の人の夢をハッピーエンドへと向かわせて時間がたてば悪夢の中から出てこれる鍵ですよー』

コネ「うおっ、また急に喋りかけやがって、急に喋るなて言うたやろ」

『まあまあいいじゃないですか。おや？そろそろお仲間が帰ってこられるようですよ。それでは私はここでおいとまとさせていただきます。』

千「大ちゃんの方も終わったんだね」

トン「大ちゃん…？もしかして大先生のことw？」

千「そうですよ？」

トン「あいつが大ちゃんて…wなんでそんな貧相なあだ名ww」

トントンは鬱達が帰ってくるまで笑っていた