1-3 写真を撮る話
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その週末、予約していた写真館で陣平たちの家族と合流した。
研二と陣平は警察官の制服で写るらしい。
「髪色変えた?良いじゃんそれ」
陣平が私の髪をわしゃわしゃと撫でた。
いつもなら怒るところだけど、制服効果でかっこよく見えてしまい怒れない。
実は髪色は今日のために変えた。
母たちに、
「蘭世ちゃんは赤とかピンクの振り袖が似合うと思うよ。」
「せっかくなら髪も振袖の色に合わせちゃえば」
「実習とはいっても髪色そんなにうるさく言われないでしょう」
と唆されて、ピンクがかった茶色に染めた。私も案外、楽しみにしてたんだろうな。
写真館のお姉さんが振袖のサンプル写真を持ってきてくれた。
「古典柄からブランドコラボまで色々ありますよ、お嬢様でしたらこの辺り可愛いかもですね。」
と言って色とりどりの写真を並べてくれた。
母たちは写真を吟味しているけど、男性陣は早くも飽きているみたい。
姉が一枚の写真を指差して
「絶対蘭世にはこれが良いよ、絶対似合うと思う。」と声を上げた。母たちも
「良いじゃない」と同意する。
黒地に赤やピンクの椿が映えている振袖だった。大人っぽい雰囲気に惹かれてこれに決めることにした。
研二と陣平は警察官の制服で写るらしい。
「髪色変えた?良いじゃんそれ」
陣平が私の髪をわしゃわしゃと撫でた。
いつもなら怒るところだけど、制服効果でかっこよく見えてしまい怒れない。
実は髪色は今日のために変えた。
母たちに、
「蘭世ちゃんは赤とかピンクの振り袖が似合うと思うよ。」
「せっかくなら髪も振袖の色に合わせちゃえば」
「実習とはいっても髪色そんなにうるさく言われないでしょう」
と唆されて、ピンクがかった茶色に染めた。私も案外、楽しみにしてたんだろうな。
写真館のお姉さんが振袖のサンプル写真を持ってきてくれた。
「古典柄からブランドコラボまで色々ありますよ、お嬢様でしたらこの辺り可愛いかもですね。」
と言って色とりどりの写真を並べてくれた。
母たちは写真を吟味しているけど、男性陣は早くも飽きているみたい。
姉が一枚の写真を指差して
「絶対蘭世にはこれが良いよ、絶対似合うと思う。」と声を上げた。母たちも
「良いじゃない」と同意する。
黒地に赤やピンクの椿が映えている振袖だった。大人っぽい雰囲気に惹かれてこれに決めることにした。