2-7 偏食な話
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土曜日の午前中、仕事に行く陣平と研二を見送って家事をしていると携帯が鳴った。
「もしもし、蘭世ちゃん?
親戚から野菜がたくさん届いたんだけど今からおすそ分けに行っていい?」
陣平のお母さんからだった。
「もちろんですよ、待ってます。」
と電話を切った。
陣平のお母さんはすぐに来た。
「うちのお父さん、ピーマン食べられないからこっちにたくさん入っちゃってるけどごめんね。」
と言いながら野菜がいっぱい入った袋を手渡された。
「ありがとうございます、でも陣平もピーマン食べられない...」と言うと、
「忘れてた...そうだったわ。あの子まだそんな子供みたいなこと言ってるの、」と陣平のお母さんは呆れたように言った。
「ピーマンの肉詰めを出した時に、ピーマンだけ残して食べてた時はさすがにびっくりしました。あとニンジンも未だにダメです。」
「警察学校の時どうしてたのかしらね。」
「研二に食べさせてたみたいですよ、小学校に給食の時もそうでした。研二が甘やかすからいけないんですよ。」
と言うと陣平のお母さんは、なるほど、と笑った。
「ほんと蘭世ちゃんごめんね。無理矢理にでも食べさせていいからね。」と言って陣平のお母さんは帰って行った。
「もしもし、蘭世ちゃん?
親戚から野菜がたくさん届いたんだけど今からおすそ分けに行っていい?」
陣平のお母さんからだった。
「もちろんですよ、待ってます。」
と電話を切った。
陣平のお母さんはすぐに来た。
「うちのお父さん、ピーマン食べられないからこっちにたくさん入っちゃってるけどごめんね。」
と言いながら野菜がいっぱい入った袋を手渡された。
「ありがとうございます、でも陣平もピーマン食べられない...」と言うと、
「忘れてた...そうだったわ。あの子まだそんな子供みたいなこと言ってるの、」と陣平のお母さんは呆れたように言った。
「ピーマンの肉詰めを出した時に、ピーマンだけ残して食べてた時はさすがにびっくりしました。あとニンジンも未だにダメです。」
「警察学校の時どうしてたのかしらね。」
「研二に食べさせてたみたいですよ、小学校に給食の時もそうでした。研二が甘やかすからいけないんですよ。」
と言うと陣平のお母さんは、なるほど、と笑った。
「ほんと蘭世ちゃんごめんね。無理矢理にでも食べさせていいからね。」と言って陣平のお母さんは帰って行った。