2-5 なんでもない日の話
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土曜日の朝、研二が仕事に出て入れ違いに二日連続夜勤明けの陣平が帰って来た。
職業柄、不規則になりがちなのでこういうことはよくある。
「ただいまー」
「おかえり、うわーひどい顔。」
「うるせーよ。」
「うそうそ、二枚目よ。」
「そりゃどうも。」
陣平はそのままぐったりとリビングのソファに倒れ込んだ。
「随分疲れてるね。」
「実質二徹目だからな。」
「仮眠取れるんじゃないの?」
「あの仮眠室で眠れるやつの神経を疑うな。」
「それはお気の毒に。研二のと一緒にスーツ、クリーニングに出して来るからお風呂入って来なよ。」
「あーありがと。ほんと蘭世と一緒に住んでよかったわ。ハギと2人だと生活破綻するところだったぜ。」
「それはどうも。じゃあちょっと出かけて来るね、行ってきます。」
「ああ、車に気をつけろよ。」
「はいはい。」