2-1 ドライヤーを買いに行く話
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共同生活1日目にして事件は起こった。
「ねえ、ドライヤーどこにあるか知らない?」
お風呂あがりにそう聞きながらリビングに入るとニヤニヤしている研二と目があった。
「陣平ちゃーん、タイムリミットだぜ。」
「ねえちょっと待って、それもしかして、」
「悪い蘭世、ヘマやった。」
こちらに向き直った陣平がばつの悪そうな顔をする。
ローテーブルの上には、缶チューハイ、缶ビール、そしてドライヤーだったものが散らばっていた。
「バラしてちゃんと戻そうと思ったんだが、戻らなかった。」
「飲みながらやるからだよー、ドライヤーないと困るんだけど!」
「蘭世、明日陣平ちゃん非番だぜ。」
「わかった、俺が新しいの買ってやるよ。明日迎えに行くから買いに行くぞ。」
珍しく随分と下手に出ている。さすがに分が悪いのだろう。
「とりあえず拭いて」
と言って陣平にタオルを投げつける。
今日はタオルドライで我慢しよう。
ソファに座っている陣平の足元に座る。
「優しくしてね。」
と彼の顔を見上げた。
「なんか今の言い方エロいな。」
と研二が茶々を入れる。
「黙れ、ハギ。」
「黙れ、研二。」と声が重なった。
陣平は、髪が長すぎるだの、なかなか乾かないだの文句を言いながらも丁寧に乾かしてくれた。
「ねえ、ドライヤーどこにあるか知らない?」
お風呂あがりにそう聞きながらリビングに入るとニヤニヤしている研二と目があった。
「陣平ちゃーん、タイムリミットだぜ。」
「ねえちょっと待って、それもしかして、」
「悪い蘭世、ヘマやった。」
こちらに向き直った陣平がばつの悪そうな顔をする。
ローテーブルの上には、缶チューハイ、缶ビール、そしてドライヤーだったものが散らばっていた。
「バラしてちゃんと戻そうと思ったんだが、戻らなかった。」
「飲みながらやるからだよー、ドライヤーないと困るんだけど!」
「蘭世、明日陣平ちゃん非番だぜ。」
「わかった、俺が新しいの買ってやるよ。明日迎えに行くから買いに行くぞ。」
珍しく随分と下手に出ている。さすがに分が悪いのだろう。
「とりあえず拭いて」
と言って陣平にタオルを投げつける。
今日はタオルドライで我慢しよう。
ソファに座っている陣平の足元に座る。
「優しくしてね。」
と彼の顔を見上げた。
「なんか今の言い方エロいな。」
と研二が茶々を入れる。
「黙れ、ハギ。」
「黙れ、研二。」と声が重なった。
陣平は、髪が長すぎるだの、なかなか乾かないだの文句を言いながらも丁寧に乾かしてくれた。