2-2 研二が相変わらずな話
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「ねえ陣平ちゃん、こないだの合コンに来てたユキちゃん、俺のこと好きだよね?」
夕食を食べていると研二がいきなり切り出した。
「陣平、幼馴染でしょ。どうしてこうなるまで放っておいたの。」
「蘭世、お前妹だろ。」
「そうだっけ。」
「2人とも冷たいなあ、蘭世は?どう思う?」
「この前まで言ってたリサちゃんとはどうなったの?」
「ストーカー紛いのことした挙句、彼氏がいるって振られた。」
と陣平が代わりに答えた。
「いつものことだね。」
「そうだな。」
「研二、小学校の時私の友達にいきなりプロポーズしたことあったよね。」
「あーそんなこともあったな。お前ほんと成長してないな。」
「そういう陣平ちゃんは彼女と3ヶ月以上続いたことないだろ。」
「告白されて、付き合ったはいいけど陣平くんにはついていけない、って振られることの繰り返しでしょ。」
「蘭世だってその傾向あるだろ。」
「私は、ただ、陣平との仲とか勘繰られて面倒になっちゃうだけですー。」
「陣平も、蘭世ちゃんと常に比べられてるみたい、とか言われて振られたことあったよな。お前らは大概距離感が近すぎるんだよ。」
「今なんてもはや同居してるしな。」
「たしかに。」
「あ、例のユキちゃんからメールだ。掃除機の調子が悪いんだけど萩原君直せる?、だってよ。俺ちょっと今から行ってくるわ。」
「え、今から。」
「蘭世、賭けようぜ。俺は1時間で帰ってくるに1000円。」
「じゃあ私は2時間に2000円!」
「お前ら同じ方に賭けたら意味ないだろ。」
研二はその夜帰ってこなかった。どうやら私たちは賭けに負けたらしい。
夕食を食べていると研二がいきなり切り出した。
「陣平、幼馴染でしょ。どうしてこうなるまで放っておいたの。」
「蘭世、お前妹だろ。」
「そうだっけ。」
「2人とも冷たいなあ、蘭世は?どう思う?」
「この前まで言ってたリサちゃんとはどうなったの?」
「ストーカー紛いのことした挙句、彼氏がいるって振られた。」
と陣平が代わりに答えた。
「いつものことだね。」
「そうだな。」
「研二、小学校の時私の友達にいきなりプロポーズしたことあったよね。」
「あーそんなこともあったな。お前ほんと成長してないな。」
「そういう陣平ちゃんは彼女と3ヶ月以上続いたことないだろ。」
「告白されて、付き合ったはいいけど陣平くんにはついていけない、って振られることの繰り返しでしょ。」
「蘭世だってその傾向あるだろ。」
「私は、ただ、陣平との仲とか勘繰られて面倒になっちゃうだけですー。」
「陣平も、蘭世ちゃんと常に比べられてるみたい、とか言われて振られたことあったよな。お前らは大概距離感が近すぎるんだよ。」
「今なんてもはや同居してるしな。」
「たしかに。」
「あ、例のユキちゃんからメールだ。掃除機の調子が悪いんだけど萩原君直せる?、だってよ。俺ちょっと今から行ってくるわ。」
「え、今から。」
「蘭世、賭けようぜ。俺は1時間で帰ってくるに1000円。」
「じゃあ私は2時間に2000円!」
「お前ら同じ方に賭けたら意味ないだろ。」
研二はその夜帰ってこなかった。どうやら私たちは賭けに負けたらしい。