触れられて始まる、恋物語
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そこまで唇をぺろりと舐められる。それに私の体はビクンと反応した。
「…な、なんで?」
分からなかった。なんで、大佐が私にそんなことをしたのか。
「愛しいと想っている人に、無理はして欲しくないんです」
ーーへっ!?
今、なんて言ったの。まだ呼吸が整わない状態で彼を見る。
「私はなまえ、あなたを愛していますって言っているのですよ」
思考が止まる。大佐が、私を、愛してる?
「え、あっ、私…を?」
「ええ」
起き上がって自身を指差す。だって、私いつもイヤミばかり言われてるのに?顔に体に熱を感じる。
「だって…いつも」
彼は大佐は優しく微笑んで私を見つめていた。本当に?でも、なんで私なんか?
「きっかけは些細なことです。いつも元気に走り回っているあなたを見ていました。
そんなあなたを傍で見ていたくて、私の部下にしたのです」
確かに急に昇進して、その際に第五師団から第三師団に異動になった。あの時は疑問にも思わなかった。
「あなたの返事を聞きたいのです」
返事って、私の?私…大佐の事どう思ってるんだろう?イヤミな上司…なはず。言うと、私の唇に大佐の人差し指が当てられた。