触れられて始まる、恋物語
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
そこまで言うと、私の唇に大佐の人差し指が当てられた。
「私がいいと言っているのです」
にっこりと微笑まれた。顔に熱を帯びてきてのを感じた。初めて見たんだもん、こんな顔。いつもはイヤミを言いながら、胡散臭い笑みを浮かべているくらいなのに。
「…でも」
私がそれでも引き下がらないでいると、目の前に影が出来た。
「ーーっ」
何が起きたか分からなかった。息が出来ない…そんなことくらいしか。大佐の唇で私のそれが塞がれていると気づいたのは数秒後。苦しくて、口を少し開けると待ってましたと言わんばかりに、大佐の舌が私の口内を貪り始めた。
「ーーんっ、う、ん」
思わず声が出てしまう。自慢ではないが16で軍に入隊して、今年20歳になったが彼氏など出来たことはない。初めてのことに頭がついていかない。
「ふぁっ…」
何度も角度を変えながら、彼の舌は私の口内を犯していく。それがだんだん、気持ちよくなっていく自分がいた。しばらくして、私の唇は解放された。息苦しくて、はぁはぁと呼吸が乱れる。
「可愛い声で鳴きますねぇ」