君は空に輝くたった一つの星(後編)
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「たった半年だけど、お前といる毎日が楽しくて仕方ないんだ」
「…私にはピオニー様は眩しすぎます。私のとってピオニー様は"太陽"のような方だから」
ピオニーがステラの頬に手を添えて言えばステラは自分のはピオニーのような自信はないと顔を下に俯いてしまう。
「自信持てよ。俺にとってお前は"星"なんだよ。夜空に輝く一等の星なんだよ」
だから、お前の返事が欲しい、と。そう言ってから「身分違いって言う断り方はすんなよ」と付け加える。
「(兄様は…知ってたの?)」
ステラはステラのまま、ありのままで言いといった。それはこうなることを分かっていて言ったのだろうかと疑ってしまう。
――素直のままでいいの?私の心に正直でいいの?
外していた視線をピオニーに戻す。ピオニーは笑みを浮かべてステラを見つめている。こんなに真っ直ぐなピオニーにきちんと答えたい…嘘をつきたくないと心の奥底からそう思った。
「私は…私も、ピオニー様が好きです。一緒にいるだけで温かい気持ちになれて安心するんです…だから、その…」
言ってから段々と顔を赤くするステラ。そのまま声は小さくなっていき最後のほうは聞きにくくなっていく。
「ステラ」
声が小さくなるとともに顔をまた下に向けたステラの名を呼ぶ。ステラも名を呼ばれて顔を上げた。頬に置かれたままの手で顔を上げられ「あっ」と声を漏らすとほぼ同時にピオニーの顔が目の前にあり、そのままピオニーに唇を塞がれる。
ステラの唇を貪るようにピオニーは何度も角度を変えてその行為…キスをする。息苦しくなった頃、ピオニーが一瞬唇を離れ、口を開くと待ってたかのようにピオニーは開いた口の中に自身の舌を入れ掻き回す。