09 蒼炎舞う
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「はっくしょんっ!」
誰よ!人の噂してるのは!?ジェイド?そうだ、きっとジェイドだ!何か悪いことあの二人に吹き込んでるんだ。
「…って、捕まってたよね?どうしよう――っ!?」
草原を駆け抜けていたタルタロスが停止した。艦橋は神託の盾に制圧されているはず…連中がこの艦をこんな所で止めるはずがない。
「…『骸狩り』」
ジェイドが止めたんだ。タルタロスの非常停止機構を使って…ってことは逃げ出したんだ。なら向かうは左舷昇降口!ようやく再会できる!
「ん~、ここって左舷昇降口の真上なんだよねぇ。姿が見えるまでここで待機かな?」
でも、よかった。無事なんだね。それよりこんな所で死んだら許さないけどね。にしてもジェイドが簡単に捕まるとは思えないし。あの程度の連中ならジェイドの譜術でいとも簡単に倒せそうなのに。不安の正体はコレ?
「あれ?」
下を見れば神託の盾がイオンを連れて戻ってきている。イオンと神託の盾兵とあとは、誰?金髪の…あっ、さっき艦橋にいた。ってことは六神将?
「さてと、どうしよう」
ジェイドたちが来る前にイオン救出をするか、もうそろそろ来るはずだからもう少し待つか。どうしようかなぁ。左舷昇降口が開く。何とかなるっしょ。イオン救出作戦――っ!?
「あれは…」
この監視塔から飛び降りようと身構えると同時に誰かが左舷昇降口から飛び出した。あれは…
「ルーク!何で…ジェイド!!」
もう着いてたんだ。出遅れた!それでも今からなら、ってまた捕まってるー!?ライガと女の子?あれも六神将なの?分が悪い。でもこれで向こうも油断をしているはずだ。もう伏兵はいないと思っているはず。
「んじゃ、反撃開始ってことで」
何事も勢いに勝るものはないってことで!