05 望み望まれ、未来を歩む
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「お前たちにはもう一つ話がある。導師には先に話してあるが、実はあの親書にはアクゼリュスの救援の要請も書いてある」
「確か瘴気が噴出して、こちらから救援隊をだそうにも道が崩れてマルクト側からでは入れないんでしたよね」
ここしばらくピオニーを含めて上の人間が頭を悩ませていたこと。鉱山都市のアクゼリュスが瘴気に包まれ、住民たちに被害が及んでいる。助け出そうにもマルクト側からは救援に向かうことは出来ず、かと言ってキムラスカの領地に勝手には入れない。互いが和平を結んだ証として救援を要請するということみたいだ。
「では導師イオンをキムラスカに送り届けた後、私たちはアクゼリュスに向かえばいいのですね?」
さっきと打って変わって真面目な表情を浮かべるジェイドにピオニー「ああ、そうだ」と頷く。私とジェイドは互いの顔を見合わせた後、頷きピオニーに敬礼して新たな任務を了承する。
この旅は私だけではなく多くの人の運命を変えていく。私は…己の中の闇とこれから起こる光り輝く未来へと進んでいけるのだろうか。
―過去編終了―